せどり男爵数奇譚
5件の記録
高瀬@bakush_no2026年7月28日読み終わった米澤穂信さんが「米澤屋書店」でおすすめしていた本だと気がつき、古本屋で購入。 推理小説とは謳っているものの、怪奇譚というか、味わいとしてはポーに近い。 人皮で装丁を作る話など、エログロもあるので注意は必要。 稀覯本を前にした菊池、そのほかの人物の感情の迸りがものすごく、こちらも思わず震えるほど。 この価値をわかっているのは自分しかいないという度を越した優越感と、この価値を知らない人にむざむざ渡してたまるかという執念。 作者はスクープ屋でもあったようで、文章もリズミカルで読みやすい。 読んで損はない、傑作。
さゆ@umorinosayu2025年11月17日読み終わった男爵の軽妙な語り口についつい読まされてしまう、そんな文章が心地よく、旅のお供に良かった。 基本的に古本に心を狂わされた人たちが出てくるので、あまり善性に期待せずに読んだ。 最後の話は人によっては(少なくとも私は)うげ〜となる感じ。



