奥田亡羊全歌集 ぼろんじ
7件の記録
ここ@kawahonto2026年5月10日読み終わったトンネルに声を滔々と響かせるような詠みぶりが心地良い。ユーモアにも耽美にも振りきることがないから、モチーフ選びにも忌憚がない。 なんとなく、オノマトペを用いた歌が印象にのこった。 おばさんはうぃーんうぃーんとバリカンを唸らせてみて少し楽しげ /『亡羊』「床屋」
とろん@toron05032026年4月27日読み終わった特に好きだった歌を、 くたびれた軍手が燃えるうつくしさ友は眠りぬ我も眠らむ 犬走る、俺走る、犬もっと走る、菜の花だけになって河口よ 風に草光るよ君に会いにゆく顔の裏まで春のがらんどう 歯を磨く俺が笑っていたようだ 顔の中から顔が生まれる 朽ちてゆく家に放ればふかぶかと石がこの世を抱きしめる音






