仮面と神話

8件の記録
よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年12月14日読み終わった「この世界は如何にして成ったか」という古代から続く普遍的な疑問に対する回答が言い伝えをもとに並べてある。 解説にもあるように著者は話し好きだったようで、その人の講義録であるため、単に並べてあるだけでなく、調子よく話している感じが伝わってきてよろしい。 世界各地に伝わる言い伝えから、ある傾向を導く辺りが読み応えへと繋がっている。 単純に面白いと思う。 雑学的なネタを仕入れる目的でもかなり役立ってくれるはずだ。 それはおそらく、この講義録の聴衆も同じ目的だったからであり、また、それを著者自身も共有していたからであろう。 スルスルと読めることに味をしめ、早晩、著者の著作をもう一冊くらい読了するかもしれない。
祥子氏@sachicorn12012025年11月30日買った読み終わった@ 教文館仮面の話は全体のごく一部であった 日本に隣接する東アジア〜東南アジア〜太平洋諸国に伝わる伝承と日本のそれを比較するアプローチ
よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年11月27日読んでる錚々たる面子が名を連ねる朝日賞を受賞するくらいの人だから、僕はこの著者を知っていなくてはならないはずだが、浅学が祟り、知らなかった。 文芸評論家が本屋に行って、爆買いする動画のさ中、軽く触れられた本書が気になった。 本屋へ行き、ページを捲り、購入することにした。 いつかどこかにおける講義録のようだ。 故に至極、読みやすい。 民俗学と神話学を専門とする著者は、その分野について平易な言葉で説明することに長けている。 人類にとっての世界が如何様にして成り得たのか。 それについて、先人が考えたストーリーの分布を世界地図に落とし込んでいる辺りがこれまで読み進めた中でのハイライトだ。 現生人類と能力的にさして変わらなかったであろう数千年前の人々が、積み上げられた条件が違うだけで、こんなにも豊穣なるストーリーを世界の起源として拵えることができた。 けれど、著者は現代において、かようなストーリーは生まれこそすれど、人口に膾炙することはないという。 年内には読み終えたいと思う。






