面白かった〜！ 北尾さんの筆致の柔軟性。制作過程でいろんな人たちが知恵を出し合っていることに思いを巡らせ、身の回りの書籍たちがますます愛おしくなる。それから文字組みと内容の親和性が高くて読みやすかった。

P254 「消費者の欲望喚起だけを狙ったタイトルの新刊が増えると、書店店頭がどんどん貧乏くさくなってしまいます」

P190 「僕は、日常生活をちゃんと生きることが最大の編集力だと思うので、そこをすごく大切にしています（柿内）」

本作りの工程の合間にゲスト編集者さんのインタビューというか体験談が載ってて楽しい。

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昨年、ブックホテル箱根本箱で購入した本。あと少しで読み終わる。