鹿の王 水底の橋 (角川文庫)

鹿の王 水底の橋 (角川文庫)
鹿の王 水底の橋 (角川文庫)
上橋菜穂子
KADOKAWA
2020年6月12日
8件の記録
  • あおい
    あおい
    @booklover_aoi
    2026年8月23日
    やはり番外編でした。 西洋医学と東洋医学がベースになってるのかな。 漢方薬の素材がいくつか出てきていたので、読みながら人間ってたくましいな、と思ってました。 これがこの症状に効くかもしれない、と仮説を立てて使ってみて、よかったものが着々と医療として成立していったんだろうなと思いました。 作中では人と動物で明確に線を引いていて、動物が関連した薬品は一切使用しないという派閥が強いのが清心教医術、効果と安全性が担保されたものは使うのがオタワル医術と定義されていたけど、人って考え方でこんなに違うことするんだなと改めて感じました。 動物が汚れ、清心教徒は乳製品は食べないけどお肉も食べないのかな… 魚は食べてたけど、貝毒は駄目とかもう線引きが曖昧。 そのあたりも、もともと開祖が動物だからとか線引きしてないから、動物が介在した薬は使わないという後付けのルールの辻褄合わなくなってきてるのかなと思ったりしました。 上橋菜穂子さんが描きたかったシーン、ミラルの性格を細やかに描いてくれていたから、読んでいてすとんと心に落ちました。 生き方や考え方がよく表現されたシーンで、心に残りました。 どんな時も自分に正直でありたいし、少しでも成長していきたいなとミラルやホッサル、真那を見ながら感じてました。 どう生きるか、ということについて考えさせられるとてもよい作品でした。
  • りんどう
    @rindo-034
    2026年5月15日
    読了。 ホッサルとミラルのその後が描かれた物語。 リムエッルの後継として、否応なく東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれるホッサル。 東乎瑠帝国内でのオタワル医術師の立場。ミラルとの関係。薄氷の上に成り立っていた安寧が、脆くも崩れ落ちようとしている。 ホッサルは、そしてミラルは、どうやって命と向き合い、どんな未来を目指すのか。 変わっていくものもあれば、最後まで変わらないものもある。 清心教医術に深く触れたホッサルとミラルが、どう変わっていくのか。そして、何を変えずに進んでいくのか。 この外伝は、そういった「変化」に焦点を当てた物語だと思います。 残り200ページくらいから物語が一気に動き出し、急くように次へ次へとページをめくり、一気に読み終えてしまいました。その後には、多幸感と、読み終えてしまったことへの寂寥感を感じさせる、素晴らしい物語でした。 医療に携わる方々だけではなく、0から1を生み出すことに挑む、全ての先駆者に、共感できる部分があるのではないかと思います。 なぜ自分は挑み続けるのか。その原点に立ち返る良い機会となりました。 お気に入りポイント ・ホッサルだけでなく、ミラルもまた主人公だったこと。 ・タイトル回収。水底の橋というのが、一体何を指しているのか。毎回、上橋さんの例えは秀逸であると感服した。 ・この先も彼らの物語は続いていくのだと思わせる終わり方。 ・ホッサルとミラルが、違う道を歩き出したが、目指す場所も志も同じこと。
  • さや
    さや
    @poos365
    2025年12月17日
    読み進めたら手が止まらなくなって、ホッサルたちの世界にぐんぐん引き込まれていく。 本編に引き続き、とても面白かった。 たくさんの思惑と、偶然の産物が混ざり合って、最終的には清々しい気持ちで読み終わった。
  • さや
    さや
    @poos365
    2025年12月14日
  • 藍
    @indigo2017
    1900年1月1日
  • ブリ
    ブリ
    @kazu-1219
    1900年1月1日
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