そろそろ論語

8件の記録
よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年12月20日読み終わったビジネス書の書き手として、名を馳せていた著者だったが、その地位に甘んじることを良しとしなかった。 新たな階段の一段目が本書だった。 活字中毒者を自認し、かなりの読書家である著者は本書の主たる題材である『論語』をティーンエイジャーの頃から読んでいた。 人文系の著作を出したいと望み、接点のあった編集者に頼み、企画が通って、本書が刊行された。 四半世紀ほど、繰り返し読み返していた『論語』ではあったが、東洋思想の王座とも言うべき『論語』を題材とすることに著者自身、多少なりとたじろいだ。 そんな経緯があったようだが、この5年くらい著者の著作をフォローしている評者としては、いつもの通り、圧巻の読み応えだったと評したい。 著者は章ごとの枠組みを熟慮し、全体としての構成をしっかりと組み立てて書いている。 終盤から読了までの話の盛り上がり方や読後感は、往時のビジネス書の際のそれを彷彿とさせるものだった。 ビジネス書で培ったノウハウが必ずや活きていた。 著者がそれを名誉と思うか思わぬか、分からないが、中村天風のような書き手になるのではないか、とそんなことを思った。
- ぬりかべの本棚@hissy19662025年12月17日読み終わった国語の授業などで誰もが一度は触れるであろう「論語」。僕の場合は生徒時代と教師時代とで通ったが、重要な書物と位置づけられているのにそれ以上の接点はなかった。学校でしか触れなかった論語の世界、孔子の思想を様々な角度から読み解く「論語のガイド」であり「論語解説書のガイド」である一冊。知っている一節、知らない一節問わず、生活レベルで「論語」ワールドの一端に親しめる本でした。

よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年11月16日読んでる個人的な話で恐縮だが、ビジネス書の著者で新作が出版される都度、読了しているのは、本作の浅田氏だけになってきた。 本作は『論語』について論じている。 論語は頭から順に読んでも理解できる訳ではなく、それぞれの章句に対して、自分の経験を絡め、アウトプットして初めて理解できるようになる。 これまで読み進めるうち、そんなところを軸にして話が展開されることが分かった。 パラパラと先のページを眺めても、著者の十八番であるA4用紙1枚で行なうワークは出現しないようだ。 印篭の登場しない水戸黄門を観るようで、出現しないとなると寂しいような感じがする。 著者特有の明快な語り口は健在のようで救われる気持ちになった。 今月中の読了は難くない。 また、読み進めることにしよう。


