太平洋戦争と銀行 なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか
8件の記録
さおり@prn9909082025年12月30日読み終わったお金というのはインフラで、それは私たちの生活に直結している、もちろん戦時中であろうがそれが変わるはずもなく、そのインフラをどうにかして生活者のために守り、滞りなく流れるように努力してくれた銀行員さんたちの姿が見えた. 一般職員のひとはどうにかして生活者である庶民のひとの財産を守ろうとしてくれたり、それなりの役職についている人たちは和平交渉とか終戦にこぎつけようとしてくれてるのに全部軍のゴミクズみたいなプライドのせいで後手後手に回ったり水泡に帰していたりしてマジで大日本帝国と戦争はマジでクソ、クソ以下でしかない、戦争はただただ愚行、勝っても負けてもリターンがゼロどころかマイナスしか残らない.誰得なんですか?少なくとも私たち一般市民になんの利益ももたらさないよ. 8月6日に広島に原子爆弾が落とされて、9日に一番電車が走ったことを私はポルノとNHKの企画で初めて知ったけれど、その一番電車が走る一日前、8月8日に、銀行はもう営業を開始していたことを、私はこの本で初めて知りました.原爆が落ちたあと火事になって、そのなかで、諸々の資産を守ろうとして消火活動をしていたのは女子行員さんたち(男性はほぼ徴兵されていた…)という記述を読んでじんわり泣いた…それだけじゃなくて外地(日本の植民地であったところ)の銀行員さんたちも自分たちのことは二の次三の次でそこで暮らす人たち、それは日本人であるとかそうではないとか関係なく、ただそこで生活をしている人たちのために、ギリギリまで通常通りの営業をしてくれようとしていたりだとか、読み進めるたびにいちいちグッときてしまって、なんかもう感情がダメでした.たぶん正義感とかそういうことじゃなくて一番電車のときのインタビュー晴一さんが「 だって仕事やもん、という感覚なのだったと思う」と言っていたように、自分の仕事として全うしようとしていたんだろうな、と思って、そう思うと余計泣けてしまった. 読めてよかったです. できたらドラマにしてほしい、大河ドラマ、どうですか…








