美貌の女帝

7件の記録
- みさと@misa102026年10月1日「この状態から合流できる史実があるんですか!?」という引きを何重にも張るのが上手すぎる。 氷高の変化を追いかけながらとても面白く読んだけど、随所に時代を感じる。長屋王邸宅跡の発見は発表年の翌年らしく、作宝楼がそのまま長屋王邸になっているのが味わい深かった。 ただ、安易な二項対立は歴史の読みを浅くしてしまうのではないだろうか。2026年の私には対立を超える話が必要なので、55年体制時代の古い政治観を感じるわ〜と思って読んでいた。藤原(近江、天智、唐)vs蘇我(飛鳥、持統天武、新羅)というのも、そこまできちんと塗り分けられる問題とはされていないんじゃないか、近年の研究…… 対立を超えるという意味では、藤原の子として登場した聖武がパンデミック後に藤原アイデンティティを失い、無力な存在として病んでいくところがとても興味深かった。その姿を紫香楽宮で受け止めて手を取った氷高にミオヤっぽさを感じられて、一番好きなシーンかもしれない。 氷高は皇統を守りたいならもっと首に干渉していけなかったのかな……と思わないでもない。親から子への継承ラインの中で、氷高が首にとってのミオヤになりきった瞬間ってあったろうか……あったとしてもごく晩年なのが寂しい。末代だ〜……

ひろ子はん@fight-hiroko2026年9月29日読み終わった#美貌の女帝 #永井路子 #文春文庫 元正天皇までを小説で辿る極私的ミッションの(一応)ゴール。 女性天皇で唯一母(元明)から未婚のまま皇位を継承した美しい氷高(元正)。 「中継ぎ」扱いされたはるけど、めっちゃ頑張らはったやん、強うならはったやん、となんか上から目線的でごめんなさい^^; 母系が結束強いのは、感覚的に分かる。 結婚して名前変わろうが、子供生まれようが、子連れで実家帰って姉妹はつるむし、そこに母親や母方の伯母/叔母が絡んだら結構な結束力やもんね。 私は弟と息子しかいーひんし、従姉妹たち見てて羨ましいと思うことあるもん。 ところで、この時代って、平安期の摂関政治みたく、天皇を太上天皇がアシストする仕組みが実はできてたんやね。母は強し、的に。 蘇我氏が負けたのは、乙巳の変の時でも長屋王の変の時(これ致命的やけど)でものうて安積が亡くならはった時なんやね。 阿倍(孝謙)の女性初の皇太子からの即位を見る前に亡くならはって、かえってよかったかも。 政治的抗争の裏に血筋有り! 女系ではなく母系の名誉と意地をしかと見せていただいた気分( ̄^ ̄)ゞ 面白かった!

ひろ子はん@fight-hiroko2025年12月3日買ったデフォルトで歴史小説大好きな私。 大人になってからは、戦国時代、江戸期、幕末〜近代と映画やドラマに使われる時代メインになってるけど、そもそも子供の頃はこの時代が一番好きやったなぁと。 先ずは、家にあるバーコードもないものを再(々)読して復習しながら元正天皇の物語へと行く予定^^v



