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弥
@GoYatomi
  • 2026年4月11日
    極夜行
    極夜行
    極夜の時期のグリーンランドに犬1匹だけを連れて北上し、長期間見ることのなかった太陽を再び見たときの心境を探ることで、現代人が見ることのない未知の光景と体験を得ることを目的とした探検の記録。死と隣り合わせの極限環境に身を置くことで、光や闇と共に生きていた原初の人類の記憶を呼び覚まし、ヒトや生命の本来の在り方を考え直す貴重な文章だった。一見すると身勝手で役に立たないようにも見える探検という行為だが、テクノロジーとシステムに支配された現代社会において生物としての人間の本質を思い起こすために、なくてはならない活動なのだと思い知った。 何よりとても文章が上手いな。行動記録と心理描写、歴史・文化的背景が非常にバランス良くユーモラスに並べられており、全編を通して読み心地が良かった。他の作品も是非手に取ってみたい。
  • 2026年3月14日
    失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
    人はどのようにして失敗を犯すのか、失敗から学ぶことがいかに重要か、そのための方法とはどのようなものか、一方で人が失敗を受け入れるのにはどれほどの障害があり、それをどのように乗り越えるのか、が論理的かつ具体的にまとめられており、目から鱗の学びが多い本だった。図書館で借りたが是非買って取っておきたい本だし、全人類の必読書と言っても過言ではないと思う。
  • 2026年2月24日
    生殖記
    生殖記
    ヒトの共同体は拡大、発展、成長を目指すが、共同体から拒絶されてきたと感じる個体は、拡大、発展、成長が前提とされる社会では幸福になれない。ヒトの共同体感覚についての言語化が非常に捉えやすい形でなされており、今まで自分が当たり前としてきたものが成り立たない世界があることにまた気付かされた。読むたびに自分の視野の狭さを自覚させてくれる貴重な読書体験を与えてくれる朝井リョウは、本当に稀有な存在だと改めて感じる。 個人的には、最終章の尚成がそうであったように拡大、発展、成長はヒトを幸せにしうるものだと信じてるし、これからもそれを目指して生きていくと思う。ただその方向性は人それぞれであることは忘れないようにしたい。
  • 2026年2月11日
    蛇にピアス
    蛇にピアス
    ピアスや刺青の界隈に全く馴染みがなく理解できないことも多かったが、それもそれで正しいんだろうな。
  • 2026年2月4日
    丸山眞男への道案内
    戦後の政治学者である丸山眞男の生涯と著作、現代的意義を解説する本。丸山の日本思想研究や戦後の市民社会形成に与えた影響が、本人の人柄や表現力の巧みさと共にまとめられており、丸山の著作を読みたくなるまさに道案内をしてもらった。 一方で、丸山が指摘していた日本社会の問題点は現在でもそのまま存在するものであり、彼らの世代も解決の術を示せなかった我々の社会の難しさ、根深さを痛感する。
  • 2026年1月16日
    銃 (河出文庫)
    銃 (河出文庫)
    中村文則を初めて読んだが、心理描写が鮮明で引き込まれた。
  • 2025年12月31日
    東京會舘とわたし 上 旧館
    東京會舘で友人が結婚式をするというので予習をかねて読んだ。大正から現在まで東京の文化を支えてきた姿が時代ごとの物語により鮮明に描かれていた。
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