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一機
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@TE23IT
  • 2026年4月11日
    井上円了と柳田国男の妖怪学
    明治を生きた2人の妖怪学について  井上円了は妖怪学を確立した人である。また、柳田国男は日本の民俗学を確立した人であった。2人は明治時代に活躍し、年は違えど同じ東京大学で学び、「妖怪(お化け)」について興味をもって調査した人たちである。  この本では、井上円了が創設した哲学館(東洋大学)の教授である筆者が、円了がいかにして妖怪学を確立させたのか、そしてどのように普及させたのか詳しくまとめている。また、最後にはデータを元に、現代の日本人の妖怪についてどのように捉えているかが載っている。
  • 2026年4月2日
    アルセーヌ=ルパン全集(6)
    アルセーヌ=ルパン全集(6)
    アルセーヌ=ルパン全集6『続813』  これまで読んできたルパンの中で一番面白かった。今までとは一味違う、謎の男「L•M」との手に汗握る対決! 全知全能の神のような存在であるルパンをここまで追い詰める敵がいたのかと驚いた。新たに登場するドイツの皇帝や、ルパンが気にかけている少女ジュヌビエーブのことなど、ぐんぐん読み進めて楽しめる物語で、非常によかった。  個人的には、フランス人であることを誇りに思っているルパンがけっこう好き。
  • 2026年3月15日
    爆弾
    爆弾
    「スズキタゴサク」による劇場型犯罪ミステリ  「鈴木」は日本全国で第二位の数を誇る苗字だそうである。一方、「田吾作」は、かつて日本で身元不明の死者に対して仮につけられていた名前である。  酔っ払って暴れ、警察署に留置されれことになった自称「スズキタゴサク」は、取調べ室の中で爆発を予言する。  正義とは、悪とは。取調べ室の中で行われるスズキタゴサクと刑事たちの緊迫したやり取り。スズキタゴサクの出すクイズの答えを探しつつ、その裏に隠された意図を読むのが面白い。スズキタゴサクに触発されて揺れる警察官たち自身の思いについても考えさせられた。
  • 2026年3月15日
    アルセーヌ=ルパン全集(5)
    アルセーヌ=ルパン全集(5)
    ルパン全集第5巻「813」  ルパンの魅力が遺憾無く発揮される第5作目。ルパンの用意周到さと冷徹さ、誰にでも成り代われる演技力の高さと、寂しい思いをしている可憐な女性に滅法弱いという点が物語を面白くしている。敵対する人物たちとの、軽妙なやり取りや緊迫したアクションもドキドキしながら読めてよかった。  今作ではまだ解き明かされていない「813」の謎を探るために、次の巻も借りてきた。
  • 2026年3月14日
    軽装版 封神演義(中) 仙人大戦の巻
    古代中国を舞台に繰り広げられる戦記ファンタジー  本作は上中下巻に分けて刊行されている封神演義の中巻である。姜子牙たちのいる西岐に次々と戦いを挑んでくる武人や仙人、妖怪たちとの戦いがメインとなってる。多種多様な宝貝や術を駆使してくるので、思いの外ピンチが続いてドキドキする。  封神台に送らせるためにやたらと手伝ってくる1番偉い人の思惑もちょっと気になるところ。
  • 2026年2月16日
    フロイトの精神分析: 図解雑学 絵と文章でわかりやすい!
    心理学  本書は、精神分析学の創始者であるフロイトの理念(とフロイト以降の著名な心理学)について、大変易しく解説している。本書を読めば、フロイトが定義した「無意識」とそれがあらわれる「錯誤行為」「夢」「心の病」についての考え方などについての基本的な知識を得ることができる。もちろん今はもう違う思想が主流の部分もあるのだろうが、心についての基本的な考え方については、21世紀の現代においても通じるものがあると思った。  フロイト自身の著作についても簡単に触れていたので、私も今度読んでみたいと思う。  フロイトってあれでしょ、夢の内容がみんな性欲に結びつけられちゃうやつでしょ。と、思っていて大変申し訳ありませんでした。
  • 2026年2月15日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    SF そしてあまりにもアツい友情もの  あまりにも面白すぎて止まれなくなり、カフェで一気に読み切った。最後まで飽きさせず、期待を決して裏切らない面白さだった。  自分が何者であるかすら思い出せない状態で始まった1人の中学教師の物語は、たくさんの絶望的な状況を乗り越えて、幸せな結末を迎える。危機を乗り越えられたのは2人だったからこそだと思う。物語はここで終わるけれど、語られていないその先に思いを馳せていたい。  なんかこう、登場人物みんなに愛すべきチャーミングさがあるところが好きだ。描写から、クスッと笑えるユーモアと人々(?)の善性を信じさせてくれるところが好きだ。  しあわせ!  映画を観るのも楽しみだ。
  • 2026年2月9日
    口に関するアンケート
    ポケットサイズの小さなホラー小説  題名は『口に関するアンケート』だが、読み始めてもなぜ「口に関する」なのかは分からない。だんだんと読み進めるうちに違和感を抱き、読み返して作者にしてやられたと気付く。ホラーでありミステリであるので、どちらも楽しめる人向け。
  • 2026年2月8日
    ゆうずどの結末
    角川ホラー文庫  「都市伝説解体センター」とコラボした表紙カバーに釣られて、本屋で購入。  『ゆうずど』という本を読んでしまった人が如何にして死に至るのか。本にまつわる一連の主人公たちに救いはないし、慈悲もないが、ある意味平等なルールなので面白い。どうしたら読み手自身は逃れられるのか、考えながら読むとなお面白い。
  • 2026年2月1日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    SF  上下巻なので、下巻まで読んで感想を言うべきなのかもしれない。しかし、上巻だけでもすでに面白い。私はあまり科学には詳しくないタイプの人間だ。それでも、おおよその理解と探究心、好奇心でどんどん読み進めることができる一冊だった。これからどうなるかワクワクドキドキ。
  • 2026年1月18日
    軽装版 封神演義(上) 妖姫乱国の巻
    『封神演義』上【妖姫乱国の巻】  傾国の妖狐、妲己のせいでダメになってしまった王様を倒すために立ち上がる話。大勢の人物(しかもとてもお爺様が多い)が入り乱れるのだが、魅力ある挿絵が名前付きでページの横に差し込まれているので心配には及ばない。  また、三千年前の古代中国が舞台なので、当然のように仙人やら宝貝やらがいっぱい出てくる。血腥い逸話がたくさんあるし、倫理観が違いすぎてびっくりもするが、「次はどうなる!?」というハラハラとわくわくでついページをめくってしまう。  次の巻も楽しみだ〜!
  • 2026年1月10日
    錯視入門
    錯視入門
    日常生活を送っていると、時々気付かぬうちに錯視を上手く活用している例に出合う。錯視と言ってもさまざまな種類があるが、本作は色々な錯視図を提示、紹介されているので、「入門」としてぴったりだと思う。正直に言えばパラパラとめくるだけでも楽しい。
  • 2026年1月10日
    氷菓
    氷菓
    〈古典部〉シリーズ第一作  省エネ系男子高校生が、個性豊かな登場人物と日常のささやかな事件に出会い、閃きで事件を解決していく。青春におけるささやかな幸せや苦々しさを感じさせた。  令和の今となっては懐かしきやれやれ系の波動を受け、もう遠くなってしまった昭和と平成の学生を想起させる本作は、さらっと読めるのにやんわりと心をえぐってくる。
  • 2025年12月19日
    ホビット―ゆきてかえりし物語
    間違いなく面白い、中年ホビットが巻き込まれて始まった、宝を取り戻すための大冒険!  各国の素敵な挿絵と、原作者トールキン自身の挿絵も載っているので、それだけでも十分価値がある。トールキンの世界にじっくりひたって楽しむことができる作品となっている。  「完訳」とも言うべき本作は、トールキン自身の発言や、改訂の流れも載っている特別な『ホビット』であるため、定番である方の岩波少年文庫版よりもだいぶボリュームがある。まだ『ホビット』を読んだことのない方よりも、映画や文庫版等をご存知の方のほうがより楽しめるかもしれない。
  • 2025年12月16日
    西洋美術 105人の巨匠
    初期ルネサンスから近現代の巨匠まで。 各国の幅広い画家とその代表作について、逸話も交えながら紹介しているところがよかった。
  • 2025年12月14日
    100の傑作で読む新約聖書ものがたり: 名画と彫刻でたどる
    美しい絵画とともにめぐる、新約聖書ものがたり。イエスの母、聖母マリアの誕生からイエスとその弟子たちの逸話やたとえ話と、最後の審判にいたるまで簡潔に分かりやすくつづられている。
  • 2025年12月14日
    アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城
    アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城
    今回、ルパンと対決する主役は、高校生探偵「イジドール・ボートルレ」である。才気煥発、若く迸る知性でどんどんルパンを追い詰めるが、全てはルパンの手のひらの上。『奇岩城』もとい歴代フランス王たちの秘密の場所を巡って巻き起こるロマンとミステリはとても面白い。  ホームズさえ出てこなければ。  ホームズさえ出てこず、ホームズさえ本来のホームズらしからぬ杜撰極まる滑稽な役割さえやらされていなければ傑作である。他人の作り出した素晴らしい探偵を、自分の作り出した泥棒に花をもたせるためだけに拝借するのは本当にどうかしていると思う。
  • 2025年11月23日
    モンテ・クリスト伯[上]
    モンテ・クリスト伯[上]
    映画を観て感動し、原作も読んでみたくなったので。 色々な出版社から訳が出ているが、ちょうど図書館にあったのがこの本だったため読み始めた。 主人公エドモン•ダンテスの幸せから絶望感に落ちるまでがあっという間! 登場人物はたくさん出てくるが、どの人も個性豊かで意外と覚えやすい。入り乱れる愛憎劇。ワクワクドキドキハラハラで、つい熱中してあっという間に読み進めてしまった。このあとどうなるのか、すぐ次を借りて読まなければとそわそわしてしまう。 待て、しかして希望せよ!
  • 2025年11月15日
    ここにひとつの□がある
    好きなゲームとコラボしていて、面白そうだと思って惹かれたので購入。  最初、第一章を読み始めた時は普通のホラーだと思ったのに、徐々にちょっと一癖のある雰囲気を漂わせてきた。都市伝説解体センター好きな人ととして、心底釣られてよかったなと思った。  もう一度読み返しつつ考察しても面白いかもしれない。
  • 2025年11月14日
    入門 キリスト教
    普段なんとなく聞いたことはあるがよく知らないキリスト教そのものについて、歴史と三大教派などについて詳しく分かりやすくまとめられていた。随所にキリスト教にまつわる世界遺産や、図表などが載っているのもよい。
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