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ヨヨ
@Yoyo
  • 2026年4月22日
    ABC殺人事件 (クリスティー文庫)
    ABC殺人事件 (クリスティー文庫)
    アガサクリスティー3作目。 提示される問題自体にもう毒が仕込まれているというか、読者の思考の誘導が異常に精密というか、あまりに明快で合理的で肩透かしですらある真相が、巧妙に虚構の影に隠れている。小説うめえ...
  • 2026年4月22日
    オリエント急行の殺人
    オリエント急行の殺人
    アガサクリスティー2作目。 これも、事件全体のマクロな構造が美しい、かっこいい、というのが読後の第一印象だった。極端で、幾何学的で、いっそ暴力的な真相。エレガントな数学の解法とかを読んでる気持ちに近い。
  • 2026年4月22日
    そして誰もいなくなった
    そして誰もいなくなった
    初アガサクリスティー。 絶海の孤島、兵隊さんの人形、過去の死の記憶、事件の真相、犯人像...、すべてがミニマルに調和していて美しい、というのが真っ先に出た感想だった。 この小説(及びこのあと読んだ何作かのアガサクリスティー)に脳を焼かれてしまったため、焼かれる以前の脳の状態をうまく思い出せないのだが、これを読むまで、推理小説について、何となくどこか技巧的な小手先のものだという偏見を持っていたかもしれない。
  • 2026年4月22日
    アクロイド殺し (クリスティー文庫)
    アクロイド殺し (クリスティー文庫)
    アガサクリスティー4作目。 初めて、推理小説を本気で解きにいってみた。つまり、常時メモ帳を起動して、ゴリゴリの時系列表を書き、解くべき謎を書き下し、終盤に差し掛かる直前にこれを読み返して、誰が犯人たり得るか、考察を書き殴ってから続きを読んだ。読むのに要する時間は約3倍になったが、これのおかげで理解度と面白さがかなり上がったと思うし、真相を詳らかにできたとはいえないまでも、ある程度論理的に犯人を当てることはできて、終盤の興奮がすごかった。嬉しい〜 ていうかこの小説すごない?
  • 2026年4月7日
    コード・ブッダ 機械仏教史縁起
    AIによる機械仏教の興りと探求が、仏教史になぞらえて辿られていく、シュールギャグ兼歴史書兼哲学書兼伝記兼経典兼SF。思索の出発点、チャットボットが突如語り始めた「世の苦しみは、コピーから生まれる」「コピーとはすなわち輪廻である」からだいぶ心を掴まれたし、このシンプルなテーゼが、複雑で極端でぶっちゃけよくわからない本書の全体を貫いていた。初期仏教が禅が浄土宗が、未来的に機械的にSF的に発展・再解釈されていく...ようでもあり、それらは元来そういう射程をもった教えであったようでもあった。
  • 2026年4月7日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    『三体』が科学の深淵というか推論を重ねた先にある魔法のような到達点、最後の平衡状態を描こうとするSFだとすれば、『ヘイルメアリー』は推論と試行錯誤の過程、科学という手続(プロシージャ)そのものを愛そうとするSFという感じ。 映画もかなりサイコーだったけど、プロシージャへの愛というこの作品の...というかアンディ・ウィアーのなのかな、最大の美点は、小説でこそ味わえるものだと思う。
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