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めのうのめ
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@agete
  • 2026年5月1日
    新装版 苦海浄土
    今日は水俣病公式公認から70年。改めて、ひらく。 「われわれの風土や、そこに生きる生命の根源に対して加えられた、そしてなお加えられつつある近代産業の所業はどのような人格としてとらえられねばならないか。独占資本のあくなき搾取のひとつの形態といえば、こと足りてしまうか知れぬが、私の故郷にいまだに立ち迷っている死霊や生霊の言葉を階級の原語と心得ている私は、私のアニミズムとプレアニミズムを調合して、近代への呪術師とならねばならぬ。」 「 ーー水俣病のなんの、そげん見苦しか病気に、なんで俺がかかるか。  彼はいつもそういっていたのだった。彼にとって水俣病などというものはありうべからざることであり、実際それはありうべからざることであり、見苦しいという彼の言葉は、水俣病事件への、この事件を創り出し、隠蔽し、無視し、忘れ去らせようとし、忘れつつある側が負わねばならぬ道義を、そちらの側が棄て去ってかえりみない道義を、そのことによって死につつある無名の人間が、背負って放ったひとことであった。」
  • 2026年4月30日
    伝奇集
    伝奇集
    わたしは、人間が他人たちの敵となったり、他人たちのべつの瞬間の敵だったりすることはあるが、ひとつの国の敵であることはできない、つまりホタルや、ことばや、庭園や、水の流れや、西風の敵であることはできない、と思った。ーー八岐の園
  • 2026年4月29日
    世界文学のフロンティア 2
    なんてすてき なんてすてき 野イチゴを 森で摘めるなんて 森も野イチゴももうないと思っていたのに なんてすてき 木陰に寝られるなんて 木に陰はもうできないと 思っていたのに なんてすてき きみといられるなんて こんなにも心臓が高鳴る 人間に心臓はもう ないと思っていたのに ーータデウシュ・ルジェヴィッチ 沼野充義訳
  • 2026年4月28日
    チェーホフの庭
  • 2026年4月28日
    ボルヘス『伝奇集』
    『伝奇集』は、……すべての世界の道理と人間の理性をあいまいなものへと変容させる、燦然と輝きながら揺らめくヴェールそのもののような存在だからである。(II 『伝奇集』の来歴)
  • 2026年4月27日
    イタリア広場
    イタリア広場
    人々によると、その日の夜明け、家々の窓が旅立った。(第二章 47 渡り鳥のように) 「広場に面した窓はどこも、同じことをしたんだ。いくつかは、蝶番からはずれて道におちた」 「それは、どういう意味なの?」 「そりゃ、いろんな意味になりうるね」……「ドン・ミルヴィオがあたしに言ったことを、また考えさせないでほしいね」(第三章 15 ひとの死は、金で買えるものじゃない) 「ドン・ミルヴィオは、あたしに、言った。平等は、小麦の分配機械では、手に入らない、と」(後日談)
  • 2026年4月26日
    「誰でもよいあなた」へ 投壜通信
    個人の蔵書であれ図書館であれ、誰にも把握しきれない潜勢力としてそこに存在するしょもつは、ある日ふとした瞬間に「あなた」へと届き、壜を拾い上げて手紙を読んだ当人を変化させる。……その可能性を信じることは、私自身の変容を肯定することなのである。だから今日もわたしは、岸辺のアーカイヴを広げるべく、書店へと向かうのだ。
  • 2026年4月26日
    本を売る技術
    本を売る技術
  • 2026年4月25日
    イタリア広場
    イタリア広場
  • 2026年4月22日
    地下室のパンサー
    地下室のパンサー
    違いをこえ、主義をこえ、敵、味方という厚い壁さえこえて、人間同志が結ばれる絆はあるのか。……作家という存在は、言葉によって、人間の深淵な部分の秘密を暴き出すのが生業なのかもしれない。とすると、それは紛れもなく、自分自身とほかの人間たちを裏切る行為ともいえはしないか。
  • 2026年4月22日
    砂漠
    砂漠
  • 2026年4月22日
    システィーナの聖母
    システィーナの聖母
  • 2026年4月22日
    地下室のパンサー
    地下室のパンサー
    ぼくは軍曹から、英語にはヘブライ語にはない時制、現在進行形というのがあるのを習った。……かるーくカチンとグラスがふれあう音を想像し、現在進行形のかすかな響きが遠くへ、もっと遠くへと漂ってゆき、しだいに弱まり、ますます幽かな音になりながら喜ばしき進行形のまま彼方に消えてゆく。この響きがしだいに薄れ、消えやり、霧のごとくに散りゆくまで、最後の最後まで、じっと耳をすませるのは、なんて心地いいんだろう。こうして耳をそばだて聴くものこそ、まさしく現在進行形とよばれるにふさわしい。
  • 2026年4月21日
    伝奇集
    伝奇集
  • 2026年4月21日
    ボルヘス『伝奇集』
  • 2026年4月21日
    現代思想2025年3月号 特集=統治vsアナーキー
    現代思想2025年3月号 特集=統治vsアナーキー
  • 2026年4月21日
    泥棒!
    泥棒!
  • 2026年4月21日
  • 2026年4月19日
    供述によるとペレイラは… (白水Uブックス 134 海外小説の誘惑)
    供述によるとペレイラは… (白水Uブックス 134 海外小説の誘惑)
  • 2026年4月17日
    かわいい女・犬を連れた奥さん
    かわいい女・犬を連れた奥さん
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