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ベンケイ
ベンケイ
@benkei0127
麦酒と読書とマラソンが趣味の単身赴任中のおじさんです。好きな作家は、坂口安吾、小島信夫、古井由吉、後藤明生、大江健三郎、村上龍、村上春樹、堀江敏幸、高橋源一郎などなど。
  • 2026年6月9日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
    サマセット•モームには通俗作家との評もあると言う。確かにこの作品もある意味、通俗的かも知れない。 けれども不惑を過ぎたあたりからだろうか、物事に対する受け入れ方が妙に素直になって(カッコつけることに対する諦め?)、本作、深く感動しました! モームの語りの構成が憎いほど秀逸! 今回、金原訳で読んだけど、飾らない訳文が終始心地よかった。 そうね、私はいまだにしがないサラリーマンだけれど、きっとまたいつか会おう、ストリックランド。
  • 2026年5月19日
    悪魔の手毬唄 金田一耕助ファイル12
    横溝正史を読むのは初めて。令和のいま読むことにいささかの不安もあったが(さすがにもうつまらないんじゃないかと‥)、そんな心配も杞憂に終わり、むしろ昭和のミステリを堪能!ラストは日帰り出張の特急の行き帰りで貪るように読んだ。 世に聞く氏の作品の評、曰く独特のおどろおどろしさと、登場人物たちに渦巻く愛憎劇、読後の切なさと、何と言っても本格ミステリとしての精巧さ、知識として耳にしてはいたが、いざ触れるとその通りでした。 是非、八つ墓も犬神も獄門島も読みたい!
    悪魔の手毬唄 金田一耕助ファイル12
  • 2026年4月21日
    存在の耐えられない軽さ
    存在の耐えられない軽さ
    初めて手にしたのは高校生のとき。難解さに挫折。 20年近い時を経て、あらためて読み始めると、読んでいるさなかから多幸感を覚えるほど、その哲学的語りに惹き込まれた。 ああ、なんてメランコリックで甘美な小説だろう! いまはまだ読後の余韻のなかにあるからだろうが、 すべてのページが愛おしい。
  • 2026年3月21日
    みぞれ
    みぞれ
    たまに無性に重松清や宮本輝や、あるいは上原隆が読みたくなるときがある。大概なんとなく調子がよくないときが多い。そんなわけで久しぶりに手にした。 書かれた時期がやや古くなってしまった短編集だが、相変わらずどれも上手い。その切実なリアリティに、ささやかではあるが、そっと背中を押してもらえる感じ。 それにしても、かつては重松清の描く中高生が主人公のお話に共感を覚えていたのに、いつのまにか子育てに悩む若い父親の物語に相槌をうつようになり、今回特に胸を打たれたのは、どれも40代の中年男性が主役。久々に読んだら自身の加齢も感じました笑。
  • 2026年3月12日
    まちがえる脳
    まちがえる脳
    タイトルから想像していた内容とは若干異なったが、知的興奮に満ちた一冊。脳について知りたいと手にしたはずが、読後の感想は、脳とは何と未知なる領域か、ということ。その深遠。薄い新書だが、脳に対する理解が揺さぶられる。
  • 2026年2月26日
    オリガ・モリソヴナの反語法
    三宅香帆さんのオススメで読み始めた。 冒頭から引き込まれた。いつの世も、時代や世界のうねりに無名の人生が巻き込まれていく。それでもなお、理不尽や不合理に抗い自身の生を生きる凛々しさよ!題名が秀逸!
  • 2026年1月31日
    自分を変える1つの習慣
    自分を変える1つの習慣
    年の初めは自己啓発本で。それもゴリゴリの正攻法の啓発本を! 噂通り、当たり前の努力の必要性を訴えてくる。愚直なまでに。でも、これを望んでいた。「自分を変える方法」は実はこの本を読む前から知っていた。 40代もいよいよ後半戦がスタート。まだまだ自分を変えていきたい!
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