ぶんことう
@bunkotou
- 2026年2月9日
- 2026年1月24日
国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった映画→小説の順で読了。すばらしい作品だった。 登場人物がみな白とも黒ともつかない、弱さも意外な強さも持つグレーな人達。そこが人間らしくて、時折放つ鮮烈な色彩に心が震えた。小説は主役の喜久雄を中心に据えながらも、群像劇としても見事描ききっていると思う。 - 2025年12月30日
読み終わったコンピュータやゲーム理論、天気予報まで生み出した天才科学者はどのような人物だったのか?そのあまりの多才ぶりに圧倒され、人当たりがよかったとされる面に意外さを感じた。 著者は副題にあるように「人間のフリをした悪魔」と彼を評した理由として、「科学優先主義」「非人道主義」、そして一種の「虚無主義」がノイマンの内面を貫いていたことを指摘する。ナチスドイツに追われた出自をもつ彼は、亡命先のアメリカで軍隊に志願するほどの熱意を抱え、自己の理想を追求していく過程で人間性を喪失していったのだろうか。それとも超合理的とされる彼の頭脳がそうさせたのか。 それにしても当時、アインシュタインなどの天才が同時代にいくつも誕生してブレイクスルーを起こしていったことに驚く。あとヨーロッパ貴族の文化資本すげーとなってしまった…。 - 2025年12月30日
黄色い家(上)川上未映子読み終わった真っ当な世界からはじかれて、どうしたらその世界に行けるかも分からない焦りや怒りや諦念が痛いほど伝わってきた。足元に穿たれた暗闇を見続けるような息苦しさを描ききってて、すごいなあ。
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