新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

22件の記録
さくら🌸@lily_sakura_2026年9月22日読み終わったお久しぶりの宮部みゆき作品。 宮部さんが所属する句会で詠まれた俳句をもとに書かれた短編が12篇収録されている。 特に好きな話がいくつかあったが、まず『鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす』。ヒトコワなホラーで、でもどこか痛快だった。『プレゼントコートマフラームートンブーツ』これはまた可愛いお話。アタルくん一家の幸せそうな図が目に浮かんで微笑ましかった。『山降りる旅駅ごとに花ひらき』これも、作中に登場する絵がリアルに想像できて、終わり方もすっきりしてよかった。ゾッとしたり、切なくて涙を誘ったり、前向きになれたりと、沢山の感情が味わえる1冊だった。

- ぶんことう@bunkotou2026年2月9日読み終わったボンボンショコラの箱詰めみたいに、俳句からうまれた短編を集めた作品集。多才な作者だからこそ、次はどんな作風でくるのかワクワクしながら読むことができた。 特にとある家族の波風とそれを乗りこなしつつ今へとつながる時間経過を、会話だけで描いた最後の作品にじんわりとした。

- masarumilano@masarumilano2026年2月4日読み終わった宮部みゆきといえばミステリーの印象が強いです。が、この作品では初見の俳句から想像の翼を自由に広げて新たなセンスの一面を味わうことができました。一編毎に怖かったり、スッキリしたり、和んだりするなど、短編集ということもあってやや忙しないです。心の動きを丁寧に書いてくれてますのでこれを起点に現代落語や新しい怪談までリーチしても面白いのではないかと思います。世にも奇妙な物語やアウターゾーンが好きな人に嵌るかもしれません。


ペグ@chiaki11282026年1月11日読み終わった日常、誰にでも起きうる嫌なこと、理不尽なこと、ありえない話の中に救いがあること。短い文章でもきっちり読ませてくれるのがさすが宮部みゆき。なかでもトカゲの話が印象的。どうして自分の子どもだけがという親の想いが切なかった。









