

茶古懐_ちゃこなつ
@chak07tsu
夕木春央さんの方舟から久しぶりに読書をはじめました。中学校以来です。
- 1900年1月1日
虐殺器官伊藤計劃読み終わった「人類にあらかじめ備わった、虐殺を生み出す臓器」。怖いほど現実味があります。 難しい漢字、知らない言葉が多く、読むのに時間はかかります。これ以上難しいと、挫折しそうなギリギリのラインでした。 戦闘描写は生々しく、目を背けたくなるような文章がたくさんあります。でも誇張していないリアルな表現で、作品に深みを持たせていると思います。 文学、言語学などの分野から、内戦、紛争問題についてアプローチしつつ、サイエンスフィクションとしてドラマチックに書き上げています。 終盤のウィリアムズの主張が印象的です。 アメリカ人は何も知らずに、屍の上に取り繕った平和で暮らしていればいいんだと。家庭をもつ彼だからこその言い分だと思います。 伊藤計劃氏のもうひとつの長編、ハーモニーを読むのが楽しみです。 - 1900年1月1日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった読めば絶対忘れない滋賀の難読地名、膳所(ぜぜ)! 本屋大賞の棚から手に取りました。 表紙、素晴らしいですね。読んでる途中も成瀬の髪が風になびく光景が浮かび上がります。 この本はなんといっても成瀬あかりの強烈なキャラクター。多才で、努力家かつ奇天烈の持ち主。周りを気にもしない一匹狼かと思いきや、後半の本人視点だと意外とそんなこともなかったり。 爽やかな青春小説でありつつ、最後は自由に生きるとはなにか少し考えさせられました。 「自分は今、のびのびと生きていると感じる」1.2.3.4.5 小学校のアンケートを思い出しました。 いつまでも自信をもって「5.あてはまる」に〇をつけたいな。 - 1900年1月1日
方舟夕木春央読み終わったこんな結末ってないよ、、! アガサ・クリスティを読んで育った自分にはあまりにも衝撃的でした。 犯人の動機が不明瞭、物証だけの冷たい推理がラストのインパクトを引き立ていて、本当に大岩を頭に落とされたかのようです。 読了後に頭に流れ込むのは、序盤からの犯人の思考。あの時あのとき、何を思って動いていたのか、、 話題になるのも納得の作品でした。前より地下がちょっと怖くなりました。
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