2006年初版の単行本にて。 幼い頃の記憶。よく覚えているなあと思うけれど、違和感は無い。幼い心境、言葉にできずに泣くしかなかった、黙っているしかできなかったことがよくわかる、切ない。想像力豊かだからこそ、ネガティブにも敏感だったんだろうな、と。

古本市で購入。家に7巻までちょうどあったのでハッピー。果たして坊ちゃんに会える日は来るのかなあと思いつつサク読み。

知り合いから、この本にある村上春樹の父親についての話を聞いて、興味が湧き読む。 私も父と疎遠なところがあり、直接細かい話を聞いている部分が少ない。記憶や時間が失われる前に、聞きたいことを聞いておかなくては、と思っているけれど、実際根掘り葉掘り聞くことはできないんだろうなと思い浮かべる。 家族でも、経験を全部語り継ぐことはできないし、親しくしていても知っているつもりでも知らないことが多いことを意識する。 ペラペラのレジュメでいいから、家族の遍歴を残しておきたいと思う。 戦争のことも、また意識をする。

何も知らずに読み始め、勝手に途中まで女性と思いながら読む。どうりで歩くスピードとか感じが速いような気がしたんだ。 かたくならず、だいたい、といいつつ、文句もいいつつ、でもきっちり1周をする。 いつかは行く。お遍路に行く。

半田市のふところ餅が出てきた。食べたい。新美南吉の記念館、まだ行ってない。 上京してきて、感じがよかったから、と不動産屋さんが信用してくれた話。信用される側でもいたいけど、信用する側になりたい。

用語の確認。実例集が参考になった。 掲載されている見本のフォントやサイズ、行送り、余白サイズなど細かく載っている。