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既視の海
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@dejavudelmar
  • 2026年9月21日
    トニオ・クレーガー
    トニオ・クレーガー
    一昨日の小黒訳、昨日の高橋訳に続き、浅井訳も読了。実はこれが最も読みやすかった。ああ、ドイツ語が分かれば、原文で読めるのに。
  • 2026年9月20日
    トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す
    まず、トニオ・クレーゲルを読了。およそ60年前の訳なのに、昨日のトーニオ・クレーガーよりも、胸にしみこむのは何故だろう。
  • 2026年9月19日
    トーニオ・クレーガー
    トーニオ・クレーガー
  • 2026年8月16日
    星の時
    星の時
    なぜ、彼女が欲しいと思ったのか。いまではまったく思いだせない。 モノクロームを薄紫に染め、シャドウを彩色した肖像は、どこか気が強そうに見える。つんと上を向いた鼻と、引き締まった口元に、えもいわれぬ香りを感じて手を伸ばしたのか。調べると、およそ3年前のこと。 noteにも書評を寄せたことは覚えている。何を書いたのかは、きれいに忘れてしまった。ただ、1985年に公開された映画を4K化して上映し、合わせて文庫化されると耳にした。ああ、もう一度読みたい。一度は単行本を手に取ったものの、すぐに棚に戻した。今回は文庫本で読もう。 ブラジルのなかでも歴史が深い地域でありながら、貧しさで語られることの多い|北東部《ノルデスチ》から、大都市であるリオデジャネイロに出てきた女の子・マガベーア。無垢と無知の波間に漂いながら、幸せをつかもうとするその生涯を、自意識過剰な男、ロドリーゴ・S・Mが言葉を惜しみつつ饒舌に語る。 愛を歌ったら、どんなふうになる? どれだけ「ぼく」(=ロドリーゴ)は、マガベーアのことを愛しているのだろうか。その生涯を描くことが、マガベーアを愛する営みだったのだろう。早くに母親を亡くし、豊かさを知らずに育ったマガベーアは、同じ北東部からリオデジャネイロに出てきた著者、クラリッセ・リスペクトルの自伝的存在。選び抜いた単純な言葉で語ろうとするロドリーゴは、リスペクトルの作家としての分身的存在。本作で示されたロドリーゴの愛し方は、リスペクトルが、このように愛されたかったのだということの表れとして読める。 この物語は冒頭から、破滅や死の温度を感じさせる。死が二人を分かつことを示している。つまり、ロドリーゴがマガベーアの生涯を書こうとするならば、すでにマガベーアは死を迎えているのだ。彼はマガベーアを愛する方法として、彼女の生涯を描き、彼女の思考、彼女の行動、彼女の感情を「思い出す」。 批評家の小林秀雄は言う。歴史は、上手に「思い出す」ことなのだと。歴史を知るというのは、古《いにし》えの手ぶり口ぶりが、見えたり聞《きこ》えたりするような、想像上の経験だというのだ。客観なんて存在しない。自分のなかにありありと思い出す。ロドリーゴは言う。考えることはひとつの出来事。感じることは一つの事実。そして書くことで、出来事は事実となる。ロドリーゴがマガベーアの歴史、すなわち生涯を描くことで、彼女の存在は事実となる。 さらにロドリーゴは言葉を継ぐ。死とは、自分と出会うこと。無垢と無知の波間に漂うマガベーアは、死ぬことで初めて本当の自分を知る。それを描くことで、ロドリーゴはマガベーアを生きることになる。 愛する人とひとつになるために、その手があったか。こんな愛し方があったのか。身悶えするような愛し方を知った。
  • 2026年8月2日
    星の時
    星の時
    刊行直後に単行本を読んだものを、今回文庫版で再読。映画も見にいきたい。
    星の時
  • 2026年7月27日
    ミャンマー現代史
  • 2026年5月10日
    隙間 4
    隙間 4
  • 2026年5月7日
    隙間 3
    隙間 3
  • 2026年5月6日
    隙間 2
    隙間 2
  • 2026年5月6日
    隙間 1
    隙間 1
  • 2026年5月6日
    台所から北京が見える
    再び、もっと早く読めばよかったと後悔する。積んでいたわけではない。刊行されたのを横目に、自分に興味のある言語ではないからと、そのままにしていたのだ。 語学の道は果てしなく続く。長澤さんに、会って話を聞いてみたかった。
  • 2026年5月5日
    波津彬子選集 1 鏡花夢幻
    『天守物語』は戯曲であれ歌舞伎であれ漫画であれ、偏愛作品。
  • 2026年5月5日
    英語達人塾
    英語達人塾
    ある言語学者が、ある言語を習得するための特殊講義を大学院で行うときに、受講者に熟読せよと課したのが、『ロシア語だけの青春』と本書の2冊だった。 納得。 ほんとうは、その講義を受けたかった。
  • 2026年5月4日
    ロシア語だけの青春
    なぜもっと早く読まなかったのだろうという激しい後悔と、実は本書の言語学習の一端を実践してきたという安堵が入り混じる。
  • 2026年5月4日
    すごい古典入門 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の基本
    100ページにも満たないのに4時間以上かかって読み終える。でも、読んでは考え、考えては読むという営みこそ楽しい。
  • 2026年5月3日
    ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』『哲学探究』4月
    録画しておいた全4回の放送を一気に観た後、復習のように本書を読む。以前、夢中になったウィトゲンシュタイン哲学を、また新たなアスペクトから観ることができた。
  • 2026年4月29日
    国境のエミーリャ(16)
    国境のエミーリャ(16)
  • 2026年4月29日
    台湾文学の中心にあるもの
  • 2026年4月5日
    国境のエミーリャ(15)
  • 2026年3月25日
    朝と夕
    朝と夕
    再読。今日、これから翻訳を手掛けた伊達朱実さんの講演会に行く。
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