やっと言えた (シリーズ ケアをひらく)

26件の記録
由希@yukiusagi2025年11月24日読み終わった届いた翌日、3時間くらいで読み終えた。 著者が自らのトラウマやそれに起因する行動の描写、そしてさらに傷ついていく様は私にとっても刃で刺されるようなのに、読むのが止められなかった。 前作『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』を補完するような本だったと思う。著者は1人で回復を進めたわけではなく、医療(精神科)が根本的な救いになったわけでもない。 彼女の過去への旅を支えたのは、カウンセリングだった。
nyannyaway@nyannyaway2025年11月24日読み終わった前著も良かったので齋藤美衣さんの本書も購入、一気に読みました。 前情報無しでしたが、あっという間に引き込まれました。 齋藤さんの物語は続いてゆくと思いますが、きっと少しだけ高い場所から御自身を見つめられるだろう、と確信しています。 途中、カウンセラーに求める"あること"の言葉の意味が共通言語となったとき、読者の私たちもそこに居る(当然齋藤さんもいる)世界となる感覚があります。


ピノ@pinofort2025年11月15日読み終わった〈感想〉 愛されたい、という言葉は好きではなかった。 愛されたい=私だけを見て、という自己中心的な 考えが凝縮されて、愛しているならば何をしても 良いという、支配するための言葉だとどうしても 曲解してしまう。 或いは、愛しているから、と免罪符のようにして 自分の領域に勝手にズカズカと入り込んでくるため の薄っぺらい言葉だと思っていた。 だけど、違うのかもしれない。 ただの甘えだ、自己満足だ、支配だ、と思っていた 「愛されたい」が何なのか。 読了した瞬間に何か滑り落ちて行ったけど、今は それが何かわからない。 あくまで、今の私には。 愛されたい、という言葉の意味と支配ー被支配は イコールでは結ばれないこと。 そんなことがあるのか。 今はまだ噛み砕けていないけど、時間をおいて 読み返してみたい。
yo_yohei@yo_yohei2025年11月1日予約した『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』がとても面白かったので、この本も楽しみ。 『庭に〜』は、あそこまで言語化するのは冷静な分析が必要だろうし、それとともにかなりの痛みを伴うものだっただろうと想像できる。作者の誠実な人柄が見える。












































