

高枝
@eda0606
本棚の本達
- 2026年1月12日
ほんのささやかなことクレア・キーガン,鴻巣友季子読み終わったなぜこの物語は男性からの目線で書かれたのだろうか。それが知りたくて調べてみたけれど、日本語訳されてるものには出会えなかった。 自分達の正しさの文脈の外で子どもを孕ったひとを、自分達の正しさのものさしで裁き罰を与えていた人は女性であり(もちろん全ての判断をではないはずだが)、その子ども達を遺棄したのも女性であり、その構造のなかに取り込まれてしまうことを恐れ見ぬふりをしていた人の中にも女性がいる。たとえその構造が、男性達の作り上げたシステムのなかで生まれたものであったとしても、そこには女性がいる。日々の生活を懸命にこなし、子どもを育て、自ら金銭を稼ぎ、社会の歯車のひとつになろうとしている、この本のなかに佇む女性達のことを、もっとはっきりと見つめたいとわたしは思った。 そして、日本でらい予防法が廃止されたのも1996年。公然と誰かの権利が奪われていたという事実を忘れたくない、知っていきたいと改めて思う。 - 2025年12月30日
裸足で逃げる上間陽子読み終わった十年後のあとがきを読めてとても嬉しかった。 「この場所にいるべきひと、いるべきでないひとを選ぶのはここにいる彼女達」 支援というものの本質を表した言葉だと思ったし、支援という一種の支配関係の生まれやすい場所について、思いを巡らす時、常にこの言葉と、この本に出会わせてもらった彼女達のことを振り返りたいと思う。 - 2025年12月28日
それがやさしさじゃ困る植本一子,鳥羽和久読み終わった子どもって、あなたの分身じゃないし、他人だよ。 そう言葉にすべき時があって、必要な時には口にもするけど、なんでこんなに口にするほうも、されたほうも、小さく傷ついてしまうんだろうって思っていた。他人であることは間違いないのに。日本だからなのかな。それとも、育てるって間違っていいんだよって皆言って貰えてないからなのかな。 自分の枠組みのなかで子どもを捉えちゃいけないよって繰り返し言ってもらったように思う。たくさん学びがあった。何度も読んで、その度に自分の頬をちいさく叩きたいと思う。 - 2025年12月27日
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