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本ノ虫和歌
本ノ虫和歌
@honomusi-waka
  • 2025年8月26日
    あわいのひと
    あわいのひと
    「まぼろしとひと ひととまぼろし それらを そっとつなぐひと」 詩のような物語。 夢ではない。けれど現実でもない。どちらでもなく、その間をフラフラと彷徨って、何処か知らない場所に連れて行ってくれそう。 「ぽたぽたと 猫がよってきて そのままねむる日」 ふわふわの猫を抱きながら眠るように心地よく、あわい月の光が降り注ぐように言の葉が身体に染み込んでくる。
  • 2025年8月25日
    海のふた
    海のふた
    「私たちがばかなのかなあ?」 「ばかでもいいよ、でもばかなりに、あたりまえに、静かに暮らしたいね……。」 自分を保ち続けることは、自分を変えるのと同じくらい難しいことなのかもしれない。 夢や大切なもの、大事にしたいことがあっても、何かの拍子に気持ちが揺らいでしまうことがある。 故郷に戻り一人かき氷屋を始めた「私」もまた、これが正解なのかと幾度も揺らいでしまう。 「解決ってほんとうに面白くて、ちょうど『これはもうだめかも』と思った頃に必ず訪れる。『絶対になんとかなるだろう』と思うことをやめず、工夫し続ければ、なんだか全然別のところからふと、ばかみたいな形でやってくるものみたいだ。」 それでも諦めずに追い求め続け、自由と自分らしさを保てる道を見つけていく。 持つことではない、持たないことでの幸せさを教えられた。
    海のふた
  • 2025年8月25日
    ともだちは海のにおい
    ともだちは海のにおい
    「ひとはみな 心のなかに 海をひとつ もっている」 海の上をたゆたうような穏やかさ。 正反対だけれど、仲良しなくじらといるか。微笑ましい二人のやりとりに、心温まる。
    ともだちは海のにおい
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