ともだちは海のにおい
27件の記録
🌕@kimimi2026年6月22日お気に入り静かな海で孤独を持て余していると、同じように1人が好きで、同じように人恋しくしている誰かにふと出会う。やりたいことは同じじゃなかったけれど、それぞれの好きなことだから一緒にやってみようか、と。 おそろいの感覚に出会ううれしさと互いの違いに触れる楽しみがあって、ともだちってそんな相手だよなぁと出会いのくだりだけでこの本が大好きになった。 くじらがきっかけでいるかは初めてのビールが好きになれたのだから、これから先「うれしいときには、まずビール」の選択肢が生まれるんだろうな。くじらと出会ったことで、ひとつ増えた。 そばにいないときでも、ともだちの存在が自分の一部として残っていく。「ともだち」の原体験を追いかけているみたいで、よい意味で胸がずっと苦しかった。



芽キャベツ@booksandme2026年5月14日読んでる心に残る一節「海のはじまり」 泣くたびに流れた 塩からい涙は だれにも知られぬ場所に あふれあふれ ——それはたしかに かなしみの波 それはたしかに つらさのうねり それはたしかに そうなのだが ごらん いつのまにか 涙の海に 生まれてそだった 泳ぐものたち 笑い 歌い そして遊ぶ 泳ぐものたち ひとはみな いつだって 塩からくて にぎやかな 海を 抱いて いるのだ

本ノ虫和歌@honomusi-waka2025年8月25日読み終わった「ひとはみな 心のなかに 海をひとつ もっている」 海の上をたゆたうような穏やかさ。 正反対だけれど、仲良しなくじらといるか。微笑ましい二人のやりとりに、心温まる。
潮満希@chosekido_m2025年3月10日何度でも読みたいReadsで出逢った本Readsで初めてこの本の存在を知り、絶対に購入したいと思った本。 静か過ぎて寂しい夜の海で出逢った、いるかとくじらの物語。 活発できりりとした口を持ついるかと穏やかでやさしい目をしたくじらが互いの違いを良さとして受け入れながら、友達となるのが慕わしい。 本の形式としても、ところどころで詩や手紙、メモなどが挟まり、読んでいて飽きが来ない。 恋をして、生涯の伴侶を見つけた上で、いるかにとっても、くじらにとっても、相手が心に棲まうほどに大切な存在であるということが、ただただ“友情”という枠へとくくるのにはもったいないほどの、大きくて深い愛の形を感じさせるものだった。



























