
もじすきー
@kiocom
児童書からノンフィクションまでなんでも読みます
- 2026年7月4日
- 2026年7月3日
- 2026年7月2日
分断されないフェミニズム荒木菜穂読んでる第1章 女は連帯できないのかーーフェミニズムとシスターフッド ・フェミニズムそのものに複雑性はあり、抑圧/非抑圧の関係を生み出し、わかりえない状況を生むもとになるが、それを分析することは連帯の困難に向き合うためのヒント」 ・インターセクショナリティの視点 - 2026年6月26日
読み終わった本書は各章で、胎児分離埋葬、胞衣や抜けた乳歯の扱いから見る「この世」と「あの世」の境界、身体技法としてのおんぶや抱っこ、出産が病院で行われ医療の対象となることで登場する分娩台について、妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位と背中についてなどを扱っている。 全体を通して読むと、人々の死生観や「この世」と「あの世」の境界をどこに設定し、異界の存在が自分たちに悪影響を与えないように、あるいは異界の力を借りながら、自分たちの生活を維持してきた方法に一つの解釈を与えてくれる。 なかでも胎児分離埋葬という初めて聞くと少し驚く習俗の背景にある人々の心性や、その習俗が消えていく過程についてと、祟る存在が死んだ妊産婦から水子へと変わっていくことを扱った第1章、第2章がとてもおもしろかった。 - 2026年6月11日
- 2026年6月9日
赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア白川美也子読み終わったTIC(トラウマ・インフォームド・ケア)の講座で著者の話を聞いてもっと知りたくて読んだ。 トラウマを受けた人も支援者にも入門としてわかりやすい1冊だと思う。いまある苦しさが過去のトラウマが身体に与えた影響であること、冷凍保存された過去の記憶を過去のものとして安全に取り扱えるようになることで回復することができること。本人も支援者もそういう知識があるだけでも違ってくると思った。 - 2026年6月9日
中国TikTok民俗学大谷亨読み終わったゆる民俗学経由で本書にたどり着いた。 読めばたちまち筆者のフィールドワークに同行しながら中国の民間信仰を見ていくことができる。すごい造形の神さまや独特なシャーマンたちが次から次に現れて、それでそれで?と読み進んだ。カラー写真満載なのが楽しい。 フィールドワークの手がかりとしてSNSから情報収集する手法が現代的でおもしろくてなるほどと思った。 - 2026年5月17日
- 2026年5月4日
家族村井理子読み終わった気分のままに一貫性のない行動をする大人に翻弄される子どもはつらい。親たちの行動が不条理すぎて、読んでるだけで人間不信になりそう。 父と兄の衝突、父から母への攻撃、妹の村井さんはそれを見ながら要領よく立ち回らざるを得ないし、病弱だったために父母に可愛がられ、兄も妹を大事にしてくれる、しかし母はときに手痛い裏切りしてくる存在で、一方母と兄の結束は強く一心同体のようになっているし、大人になった兄は無責任という形で依存してくる。家族という逃れられない関係性の恐怖。 登場人物は愛情をもっているのになぜかうまく機能させることができない。悪いだけの人じゃないからつらい。 - 2026年5月1日
家族村井理子読み始めた - 2026年4月30日
わたしたちの帽子高楼方子読み終わった古いビルに引越したサキが、部屋のタンスに置き忘れてあった手作りの帽子をかぶってビルの探検に出かけると、そこで「育ちゃん」という女の子と出会い、楽しくて不思議な時間を過ごす。おそろいの帽子をかぶっている育ちゃんは実在する子なの?それともビルの妖精みたいな存在なの? 二人の女の子と明かされる不思議な縁。その帽子が「わたしたち」のものだということがわかって、じんわりいい話だった。 - 2026年4月28日
わたしたちの帽子高楼方子読み始めた「ビルのなかは、むかしむかしの、湿ったようなにおいがしました。そこは玄関ホールでしたが、お客さんを感じよくむかえる気などさらさらなさそうな、ただがらんと暗いばかりの場所なのでした。」 この場所からどんな物語が始まるのか、気になるねえ。楽しみ。 - 2026年4月28日
- 2026年4月23日
オズの魔法使いライマン・フランク・バウム,ウィリアム・ウォーレス・デンスロウ,渡辺茂男読み終わったかつて読んだ映画「ウィキッド」を観て、子どもの頃に読んだ原作(1900年)を再読。 オズが気球で戻ってからも旅が続くのをすっかり忘れていた。作中で揶揄されていることが、1900年もいまも通じるものが多くて、世の中変わってないんだなと思った。 - 2026年4月13日
天山の巫女ソニン(5) 大地の翼菅野雪虫読み終わったシリーズの完結編。これまで登場してきた三国の動きと、新しい世代の王子と王女、ソニンが次の時代にむけて進んでいく。 先が気になってどんどん読んでしまった。 - 2026年3月23日
- 2026年3月17日
天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星菅野雪虫読み終わったソニンの3冊目。今回はイウォル王子とともに北の国〈巨山〉へ向かう。通行証をもち国境付近で暮らす〈森の民〉が捕えられたのを救うためだ。巨山王や王女イェラとの出会い、巨山における少数民族〈森の民〉の置かれた境遇と思惑によってストーリーが進んでいく。朱烏の星をめぐる学者と権力の対立の歴史は今後の布石なのかな。旅の中でソニンが少しずつ感情にしたがって行動するようになっていくのを見て、やっと年齢相応になってきたと喜んだりする。 - 2026年3月10日
天山の巫女ソニン(2) 海の孔雀菅野雪虫読み終わった王宮で働くソニンがイウォル王子の〈江南〉への留学に侍女としてついていくことに。旅先で出会う江南の第二王子クワンとその妹との交流、イウォルを誘ったクワン王子の思惑、政敵に陥れられたクワン王子はどうなるか…おいう流れ。 王宮しか知らなかったイウォル王子が旅先で庶民の暮らしを見聞きするなかで人への配慮ができるようになったり、与えられた環境でしか生きていないと感じていたソニンが、じつは自分にも思いがあり、それを選んで生きていると気づいたりと、キャラたちが少しずつ成長していくのがいい。 - 2026年3月3日
モチモチの木斎藤隆介,滝平二郎読み終わった子どもの教科書に載っていて、絵本を手に取った。私の小学生時代の教科書は、同じコンビで『半日村』が載っていた。 モチモチの木を見たあとにも、豆太は夜中に便所に行けるようになってないところがいいよね。祖父の優しさが尊いし、優しくされた子どもは人に優しくできる(そのための勇気が出せる)という本質をついてるなあというしみじみといいお話。 - 2026年2月2日
人間らしさとは何か海部陽介読み終わった「人間は、見かけこそ多様だが、中身はホモ・サピエンスというたった一つの種である。そして、ホモ・サピエンスほど、地球上のほぼすべての陸地に住み、支配している種は他にない」 人類学者だからこその視点で、サルとの違いから進化をたどり、いまの人類の見かけの多様性の奥にある共通性を重視して人間らしさを解説してくれる。
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