虚空
@ko_ku
- 2026年9月9日
ロボット(R.U.R)カレル・チャペック,千野栄一読み終わったもっと古い訳で読んだ。正直ロボットという語を生んだぐらいしか知らなかったが、話としてもめちゃくちゃ面白かった。ラストにかけての凄惨な盛り上がりは凄い。やはり名作なのだろうと思った。 - 2026年8月29日
林檎貫通式飯田有子読み終わったフェミニズムの文脈でよく取り上げられる歌集、もちろん女性や少女たちにとって重要な短歌がいっぱいあった。内容もそうだけど、リズム感や語気に勢いがあって好き。 「だれとだってできることでしょ一突きでクラッシュアップルパイできあがり」 一見ユーモアある歌だけど、クラッシュアップルパイは一突きでできるけどアップルパイを作るのにはその何倍もの時間がかかることが想像されて、投げやりな口調に感情移入してしまう。 歌集タイトルから想像されるような、生のままの綺麗な赤い林檎が貫通されるのはある種文学的なイメージだけど、「クラッシュアップルパイ」は散文的だし、現実は林檎を加工して食べやすくみんなの好きなお菓子にして(そしてpieというコノテーション)出してるのに、一突きで台無しになってしまう。そんなもんよ、という歌も全体的に多い。 - 2026年8月13日
悲しき玩具石川啄木読み終わった起きたくても起きられない、人生のやる気が起きない、嫌な気持ちになるのわかっててお酒飲んでしまう……どんなに自分の体たらくが情けなくてもちょっと叙情する暇だけはある。読んでて良い意味で笑えるしんみりする。 - 2026年8月2日
アンチ・グッドモーニング八木詠美読み終わった序破急のドライブ感のある小説。「社会」に滅多打ちにされ不眠に陥っている女性の話で、読んでいると心がつらくなってくるが、最後には乱暴で唐突な、まさに理想の眠りのようなカタルシスが到来するので読後感が良い。途中から飼わざるを得なくなった鶏も意義深い存在感を発揮している。 - 2026年7月28日
呪文の言語学角悠介読み終わった呪文について、真面目にふざけつつオカルトでないやり方で紹介する本。読みやすい、完全に一般書だった。 巻末の、日々魔術を実践するルーマニア女性へのインタビューが面白かった。そこに書かれていた小さな魔法を実践しているが、今のところ効果を発揮している。(不眠なので、ベッドに入ったらすぐ寝れますように、せめて朝6時まで一度も目を覚ますことなく眠れますように、と願いつつ魔法をかけている) - 2026年7月27日
柴田聡子詩集「さばーく」柴田聡子読み終わったミュージシャン柴田聡子さんの詩集。素晴らしい。流れていく光景/情景を次々書き留めるあどけなさ、語と語、文と文のつながりは夢の中みたい。けど感情も比喩もぜんぶ現実。この人の歌詞が好きなら、初期のエッセンスが感じられると思う。 「幸、この字はすまして、余ってたるんでいる回転体」 - 2026年7月3日
- 2026年7月3日
共に明るい井戸川射子読み終わった著者の比較的最近の短編。この人の文体は現在に近づくほど独特になる。井戸川射子の最初の一冊としてはお勧めはしないが(それなら『この世の喜びよ』『ここはとても速い川』などが良いのでは)、慣れてきたら面白く読める。 - 1900年1月1日
俳句とは何か (福武文庫 こ 103)小林恭二,日本ペンクラブ読んでる最初の二篇、山本健吉による一句評と塚本邦雄のそれが抜群に素晴らしい。ただただかっこいい俳論バイブス感じたい時にいい。続きも読んでいたが、今ちょっと手元にない。戻ったらまた読む。 - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日
春にして君を離れ (クリスティー文庫)アガサ・クリスティー,中村妙子かつて読んだ職場の人と感想を話し合って、また読みたくなった 自分の人生を振り返って恐ろしい気持ちになる時の、誰かが自分の墓の上を歩いている、という表現が印象に残ってる - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日
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