独特の文体に1/3ぐらいまで苦しみながら読んで一旦休憩してた。貸出期限ギリギリになって再び手に取ったらスルスルいけた。何事も慣れなのか。リユリが一番好きだ。

初、井戸川さん。文の構造にまだ慣れなくてまごついてます。語順とか、主語の抜き方とか、世界を認識するときの脳のそのままを書き連ねていく感じなんだろうか。

なるほど、これが無形か。

文体が不思議な感じだけど引き込まれる作品だった

友達が勧めてくれて読み始めた 文字と行の詰まり方が自然で目がいい感じ 比喩が窮屈ではない使われ方で気持ちが強張らずに読めている

アパートの住人たちを中心とした群像劇だけれど、中心がなく（カンかな）、句読点の使い方だったり、登場人物の心情だったり、まさに無形。 難しいわけではないのだが、自分がどこに立っているのかわからなくなってくる。章が分かれていたのが幸い。 3作目だがまだまだ掴めない作家さん。

こちらも最初の段落で掴まれた

すさまじ〜

すごくすごく好きだった。 この心の機微を忘れたくなくて、しばらく他の本は読みたくないくらいの気持ちでいる

いい匂いがする気がする

きょうもすこしずつ読んだ。かたちなきものたち

すこしずつ読んでる。 井戸川さんの目にうつっている、子どもたちの世界の尊さよ

今の肌感とあってる気がする

『ここはとても速い川』が言葉を失うほど素晴らしくて、単行本化されるたびに買っている井戸川さん。読むの忘れちゃってたけど、今月新たに短編集がでるらしいので読み始める。団地の話、いろんな人がでてくる。

「この世の喜びよ」読み返したいなと思ったけど、そういえば未読のこれがあったじゃんって。

今作も詩的な文体が大きな魅力だが、ストーリーらしいストーリーがなく、何とか読み切ったという感じ。