仮面の告白

27件の記録
- 小切手@pkseathroughreading2025年8月11日読み終わった@ 自宅性欲からならない愛(恋)はあるんだ!!!と声を大にして言いたい。 内容から、あくまで性的に見えるのは男性だけであるということが察せられる。それが女性を愛していないことにはならない。ただ性的に見えていないだけ。 前述の内容や歪んだ内省を見ていると、まるで自分を見ているような気持ちになる。正直、生きる時代が違って良かった。今は仲間や情報を見つけるのが容易で、仮面の告白の主人公のような人もネット上で見かける。主人公が今に生きていたら、あんなに悩まずに済んだのだろうか。
- 小切手@pkseathroughreading2025年8月11日読んでる@ 自宅多分半分くらい読んだ。取っ付き難い印象があったが、案外読みやすい。文章が盛りに盛られていて、この人全部書いてるんじゃないの、と思う。 セクシャリティや嗜好に関しては共感できる部分もそれなりにあり、読んでいて少し笑ってしまった。あまりにも身に覚えがありすぎる。 これは今読んで良かった本だと思う。もっと前に読んでいたら、自分に対する解像度が低すぎることに加え、知識もないためによく分からないという感想になったかもしれない。
- かな@kk714000262025年7月1日読み終わった最後の中村文則の解説がとても良かった。 三島の自意識にうんざりしてしまうところもあるのだけど、やっぱり三島の作品を読み終えた後には切なさややりきれなさが残る。
- okabe@m_okabe2025年6月8日読み終わった主人公と三島とが重なる。主人公の人生も三島の人生も、生まれた瞬間から運命づけられていたように感じる。 戦争というものが、主人公の繊細で複雑な内面をより屈折させていて、それは三島自身も同じだったのではないかと思う。
- みどり@midori572025年5月31日読み終わった肉体に紐づいた本当の自己と社会と関わるために利用する自己が対立する 主人公の性癖は同性愛に理解が広がった現代においても忌避されるだろう暴力的なもので、「そうあるべき」と「そうある」の距離がとてつもなく悲しい
- こーたろー@deepdaylight2025年3月22日読み終わった初めの美しい文体の自分語り、鮮烈な近江くんとの恋、不毛だが純粋で切ない園子との逢瀬、すべてが文学すぎて笑ってしまった。これを二十代で書いたのかと思うと、三島由紀夫は天才だなと思う。
- ぷり子@Puricco2025年3月11日かつて読んだ前半パートの文章の美しさと熱の入り方がすごい。 20歳でこの文章を書けるのは間違いなく天賦の才といった所なんだけど、後半パートが明らかに筆の勢いがなくなって消化ゲームになっててこれも若さ故かとにっこりしてしまった。 ゾーンに入った三島由紀夫の文章は無敵。