仮面の告白
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くりーむ@cream2026年3月2日何度読んだかわからない。名作です。 名作であるがゆえに、何を感想に残せばよいかわからない・難しい作品とも言えます。私がこの作品から受ける感じというのは、だいたい高校生の頃に固まったような気がします。 主人公は現代風な言い方で言えば、ヘテロロマンティック・ホモセクシュアルだと言えるのかもしれません。もうちょっと違った見方もできるような気がします(特に、ホモセクシュアルであるといったときのセクシュアルというのは、かなり限定的な意味を――少なくともこの作品では――もっているようにみえます)が、とりあえずそうだとおもってみると、それだけでもいろいろなものがみえるなあ、とおもいます。 例えば、主人公が男の人の身体(の特に「肉体」と特別に名指すべきもの)をまなざすときの記述と、女の人の身体をまなざすときの記述を見比べると、明らかに前者のほうがねちっこく・「豊か」で・執拗なものになっています。話はちょっと変わりますが、ライトノベルとか、或いは普通の文学的な作品でも、この意味でかなりセクシュアルな記述なんだなあと私が気づくきっかけのひとつとなったのはこの作品です。 あとは、主人公は男性器をもつ男の人なわけですが、ではこれが、女性器をもつ女の人だったら、一体どんな物語になっていたのだろうか、というのは読むたびに考えてしまいます。存在しない(←本当に?)物語のことを考えて勝手に泪を流す厄介な生き物が、こうして出来上がります👀。 園子の視点でこの物語を再構成してみるのも面白いです。あまり、まとまっていないけど。

チャイ@chai_cat2026年2月26日読みたい買った三島由紀夫好きの知り合いの方から、「何から読んだらいいか?」と伺った回答 “仮面の告白”“潮騒”“不道徳教育講座”の3冊を揃えた。 ずっと気になっていた“仮面の告白”読むのが楽しみ✨- 亮亮@kiiroimegane2026年2月17日読み終わった2周目。 三島由紀夫の自伝的小説。 同性愛、歪んだ性に悩まされ抗おうとする青年の生き様。 肉体美への圧倒的な執着から表現される描写が素晴らしい。 タンクトップから覗かれた肉体的な少年の脇毛を、ただ脇毛を見たということだけを、これでもかというほど美しく表現する。
河野@kono_a162026年1月17日読み終わった好きな芸人が影響を受けた作品、として時間はかかったが読み終わった。 希死念慮と言っていいか分からないが、戦争の時期を生きていた人の死生観って今とは違う。いつ死ぬか分からないし家族がいつ死んでるか分からない不安定さって想像もつかない。 マイノリティに対する苦しみや、筋肉質な体への憧れ等とにかく複雑な感情をひたすら美しい描写力で書いていて読むのは大変だったが面白かった。


ゆい奈@tu1_book2026年1月16日読み終わった隠しておきたいもの、人に知られたくないもの、じぶんでも受け入れたくないじぶんのこと。気づきたくなくて、隠したくて、だから蔑ろにしてみたりするのだけど、逃れられなくて。主人公は同性愛者として苦しむ、じぶんがまちがっていると、じぶんは他人とちがうと。無意識下では制御できない欲望、愛。じぶんのなかにあるものは、ないものにはできないよな、とおもう。中身は違えど、誰しもにあるよな、こんな地獄は。 三島由紀夫の文体は美しいなあ、たまらん。肉体のこと、内側のこと、すべてが緻密に書かれていておもしろい。もっと読みたい。










ゆい奈@tu1_book2026年1月6日読み始めたはじまりからあまりにも美しい。三島の性的自伝小説とのこと。「聖セバスチャンの殉教」という絵画をみて、はじめて肉体的快感をあじわうところまで読んだ。寝れない。おもしろい。









小切手@pkseathroughreading2025年8月11日読み終わった@ 自宅性欲からならない愛(恋)はあるんだ!!!と声を大にして言いたい。 内容から、あくまで性的に見えるのは男性だけであるということが察せられる。それが女性を愛していないことにはならない。ただ性的に見えていないだけ。 前述の内容や歪んだ内省を見ていると、まるで自分を見ているような気持ちになる。正直、生きる時代が違って良かった。今は仲間や情報を見つけるのが容易で、仮面の告白の主人公のような人もネット上で見かける。主人公が今に生きていたら、あんなに悩まずに済んだのだろうか。




小切手@pkseathroughreading2025年8月11日読んでる@ 自宅多分半分くらい読んだ。取っ付き難い印象があったが、案外読みやすい。文章が盛りに盛られていて、この人全部書いてるんじゃないの、と思う。 セクシャリティや嗜好に関しては共感できる部分もそれなりにあり、読んでいて少し笑ってしまった。あまりにも身に覚えがありすぎる。 これは今読んで良かった本だと思う。もっと前に読んでいたら、自分に対する解像度が低すぎることに加え、知識もないためによく分からないという感想になったかもしれない。


かな@kk714000262025年7月1日読み終わった最後の中村文則の解説がとても良かった。 三島の自意識にうんざりしてしまうところもあるのだけど、やっぱり三島の作品を読み終えた後には切なさややりきれなさが残る。
okabe@m_okabe2025年6月8日読み終わった主人公と三島とが重なる。主人公の人生も三島の人生も、生まれた瞬間から運命づけられていたように感じる。 戦争というものが、主人公の繊細で複雑な内面をより屈折させていて、それは三島自身も同じだったのではないかと思う。

- みどり@midori572025年5月31日読み終わった肉体に紐づいた本当の自己と社会と関わるために利用する自己が対立する 主人公の性癖は同性愛に理解が広がった現代においても忌避されるだろう暴力的なもので、「そうあるべき」と「そうある」の距離がとてつもなく悲しい
こーたろー@deepdaylight2025年3月22日読み終わった初めの美しい文体の自分語り、鮮烈な近江くんとの恋、不毛だが純粋で切ない園子との逢瀬、すべてが文学すぎて笑ってしまった。これを二十代で書いたのかと思うと、三島由紀夫は天才だなと思う。


- ぷり子@Puricco2025年3月11日かつて読んだ前半パートの文章の美しさと熱の入り方がすごい。 20歳でこの文章を書けるのは間違いなく天賦の才といった所なんだけど、後半パートが明らかに筆の勢いがなくなって消化ゲームになっててこれも若さ故かとにっこりしてしまった。 ゾーンに入った三島由紀夫の文章は無敵。










































