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なすび
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@osanponasubi
社会派ミステリがいちばん好きです #名刺代わりの小説10選 火車 宮部みゆき アルジャーノンに花束を ダニエルキイス ムーンライト・シャドウ 吉本ばなな ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 天上の葦 太田愛 ダ・ヴィンチ・コード ダンブラウン 成瀬は天下をとりにいく 宮島未奈 六人の嘘つきな大学生 朝倉秋成 あと2冊はいつ出会うかな📚
  • 2026年3月14日
    熟柿 (角川書店単行本)
    序盤は主人公にイライラし通しだった。思い込みが強く短絡的。消極的かと思いきや、突飛な行動で自らの首を絞める浅はかさ。でも、とにもかくにも息子のために永遠と働き続ける主人公をいつの間にか応援していた。どうかもう悪いことが起こらないように祈りながら読んでいた。 気味が悪かった熟柿という存在が一変、素敵なものに思える結びも秀逸だった。 「熟した柿が自然に落ちるのを待つように、焦らず機が熟するのを待つ」 主人公の厳しい13年を追いかけてきたからこそ、時が熟すというのはこういうことなのかとストンと腹落ちした。人生の姿勢として語られたこの台詞は、自分のこの先にも糧になるような言葉になった。つきなみだけど、こういう言葉を血肉にできるから読書って素晴らしい。言葉だけをポンと聞いても同じほどの感銘は受けてないと思うから。 主人公の精神状態の変化を感じ取れるような一人称の語りも特徴的で、内容は全然違うけれど手法として『アルジャーノンに花束を』を思い出した。 咲ちゃんと土居さんが最高だった。 パチンコ屋の斉藤と夫は許さない!
  • 2026年3月14日
    熟柿 (角川書店単行本)
    号泣。しんどいけれど最後まで読んで欲しい。この感覚の追体験ができるのは読書ならでは。主人公と一緒に人生を伴走してみるからこそ腹落ちする言葉に出会える。力のある作品だった。
  • 2026年3月11日
    暁星
    暁星
    構想と構成が見事。誰もが知ってる入り口から、誰の頭にも存在してなかった世界を見せてくれる。『ものがたり』ってこういうことだと思わされた。すぐに2週目を読みたい気持ちと、余韻に浸りたい気持ち。『事件の真相めいたもの』ではなく『宗教二世の問題』を湊かなえが描くとこうなるという力作。
  • 2026年3月7日
    さよならジャバウォック
    あえてカテゴライズするならSFミステリになるのだろうか。導入の雰囲気からの正統派ミステリを期待すると疑問符が浮かびそうな展開だけれど、私は「What done it?」で引っ張り回され、夢中になって先を急ぐ読書体験が好きなタイプなので楽しめた。
  • 1900年1月1日
    さよならジャバウォック
    ネタバレあり 自動フィルタが付いているか心配 自分でも設定できるといいのにな 誰の楽しみも奪いませんように ⚫︎破魔矢 「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」 本当に世界中の人が言ったり書いたりしてる真理だけど、言うは易し行うは難し。量子の失われた20年の間も、翔の20年はきっと多くの問題を抱えながら続いていた。十分に長い時間だったろうに、カラッと100%今と未来を生きようとする破魔矢は天晴れだ。見習いたい。まだ破魔矢が翔だと明かしてないうちに交わされた、量子の翔に対する愛情が伝わる会話が別の意味を持って救いになった。 ⚫︎絵馬 その上で量子の夫殺しに対して「いいじゃないですか、それくらい」と言ってのける絵馬も非常に良かった。ほんと、いいじゃないですかあんな不倫DV夫やっつけたくらい。 破魔矢と絵馬、辛いことがあった先で家族になった二人。たとえ今までを取り返せなくても、埋め合わせになるくらいには特別だと思える出会いがあったのなら希望だ。コーヒー豆のシーンがとても好き。 ⚫︎経験機会の思考実験 いい夢を見て目覚めた時に「もっと続きを見ていたかった。もう少し眠っていたかった」と惜しい気持ちになることがある。「見たい夢を見続けられる装置が発明されたら、自分は果たして目覚めることを選択するだろうか?」と考えることがあったので、凍郎が言っていたロバート・ノージックの「人は現実と関わりたい、という気持ちがあって、快楽以外のものに価値を見出している」という説は興味深かった。 ⚫︎田中徹 そして田中徹!君、バスケットボール選手だったのかい!ゴールデンスランバーはめちゃくちゃ好きな作品なのでテンション爆上がりだった。 ⚫︎量子 鏡の国のアリスだと思っていたのに、浦島太郎だったのね。
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