本棚に1冊だけのコロボックル 探して手にしたらとまらず 懐かしさでなく いとしいばかり

ひとつひとつ 身体が欲するまま読んだ 落とすことないよう しまいこんだ言葉

「銀座」 柳本史 　　　 外間隆史 Readsになかったので「雨犬」 柳本史さんの版画 外間隆史さんの言葉 過ぎたあの時間 読んでいる夜は朝へ 血管をながれる血

1巻 2巻 3巻 続くのは 生 何度もわたしは立ち戻る わたしの生きる指南書

時間は螺旋状にながれる 記憶は反対回りにながれ 思い出は 読点のよにうまれるのかな

1年に1冊 ていねいに作られた すてきなリソグラフの雑誌が届く 思いに包まれた 届いた言葉 こっそりおまもりにしている

蟹の親子さんおすすめで知る 「はじめに」前のめりに読む これ わたしじゃん

ずっと心にいた1冊 ここにいること 生きること 頭にいつもある今 自然と手にした

とてもたのしかった 「海と山のオムレツ」 作家さん覚えていて 見るたびにいつ読もうかなぁ あまり読まない短編集なのに

犬に病気がみつかった 完治はないそうだ ステロイドと免疫抑制 持病もあり戦っている子が また何でだよ 眺める命 生きる 生きる

Readsで記憶していた1冊 うれしくなり手元に 朝 いくつかの詩を読む 小さなイラストがいとしい まるむしまるむし わたしもまるむし

長距離の移動や 待ち時間の長い日 年に何度かそんな時に限って 本を鞄に入れ忘れる 大いに困る 駅の中にある本屋さん 読んでみたかったさくらももこさん すてき!すてき! 口角あがりっぱなし 息つく間もなく読みつくす

夏目大さん訳書 2冊目かな 読み続けている「動物のひみつ」 未だわからない事ばかり わたし 人間のおはなし

一緒に歩く時間 色が見える音が聞こえる 顔をあげれば本を読むひと ひと ゆるゆるながれる フヅクエ時間

しーんと凪いでいるようで 足元つかまれていかれる 必死こいて読む読む つかまれたよな時間だった

いつも高山なおみさんから 気ぬけごはんを読み あの人の本棚 そしてエプロンメモを読む ばぁちゃんとおそろい 隅の隅っこまでたのしみな雑誌 ばぁちゃんは何から読んでいたかな 聞いておいたらよかったな

通院読書。 こっそりあこがれている方が 同じ大学出身の作家さんを紹介され知る 歳の若い作家さん 初めて読む楽しみ 何ともくくくーっと胸がする

気にしていた イラストレーターさん 暮らす日々 思い 動き続けるこころ 何度もくりかえし読むだろな

ひろがる ひろがる どこまでも 描かれているその先も見える たのしい たのしい