帰れない探偵

91件の記録
- かわうそさん@kawausosan2025年7月11日読んでる「知らない街のように」ここは日本ではないのかもしれない。空港から飛び立とうとしてる、十年後の話。「見えないものは、忘れてしまうでしょう?」
- Y_KATSUKI@k2_44162025年7月8日読み終わった背後に不穏な世界の気配を漂わせる探偵紀行。 〈あるときは貧しい立場に置かれている人々にシンパシーを寄せて別の国を批判し、あるときはついさっき批判した国々の価値観を進んだ目指すべきものだとしてこの国の制度や文化を問題視する理由に使う〉
- Marua@imasa_arumin2025年7月3日読み進めるうちに、舞台はどこかと考えるのはもはやどうでもよくなっていった。任務によって変わるし、「これはあの国だろうか」と推測しても、国によっては体制自体が変わっているらしいので、どこかという問いはあまり意味をなさない。 不思議な小説だった。主人公の言っていることがよくわかると思う瞬間が何度もありつつ、よくわからなくなったり、揺さぶられながら読み進める感じだ。どこか懐かしい思いが蘇ったりして、何がそう作用しているのか掴めないまま読み終わった。音楽?昔の友人との思い出?少し寝かせてから再読したい。
- 龍氏@dragon-ryu2025年7月2日読み終わった柴崎友香の小説を久々に読んだが、おもしろかった。何かを探す、求める、歩く、向かう。ミステリーやサスペンスとは違うが、これはまぎれもないハードボイルド小説かと。
- Marua@imasa_arumin2025年6月28日読んでる記憶の曖昧さ、時空の歪み、音楽に持っていかれる世界、短篇でもこれだけ詰め込めるのだなあ。 それにしても、どこの国が舞台なのだろう。なんとなく神戸を思い浮かべたが、ほぼ知らない土地だ。フェリーに乗るのに一度寄ったことがある。でも「地震がない国」だから、日本ではない。依頼人は全員仮名で登場するが、どうやら数字のつく名前が続くようだ。
- Marua@imasa_arumin2025年6月26日購入@ジュンク堂 どっしりした装丁がかっこいい。「帰れない探偵 急な坂の街で」、初出は『MONKEY vol.20』だったというのは、柴田元幸が『MONKEY』最新号のあとがきに書いていた。 本書はまだ一篇しか読んでないけど、柴崎友香ほんと好きだわ。