さびしさについて

73件の記録
- 鈍獣@whale_in_da_room2025年9月6日読み始めた最近仕事の忙しさもあってか、本が全然読めず、なんとか開いてみても少しも文章が頭に入って来なくて、気持ち悪いというかもどかしい状況が続いていた。なんとかこの不全感から逃れたいと思って手に取ったのがこの本だった。信頼できる書き手らによる、書かれたものに対する応答の連続。往復書簡という形式を選び取ったというよりは、重視されたのは読みやすさ、馴染みある文法、現代的な言葉遣いで書かれたものならなんでも良いというなおざりな態度で本を開いたにすぎないのだが、思えば最近読んでいたのは古典SFやこむずかしい翻訳文学ばかりだったので、単に「読める」ということに思いのほか安堵感を覚えている自分がいて、何事もバランスだなと思った。いろいろと余裕がない近況であったが、いま自分が読むべきものを自分の手で選び取れているという実感にホッとしている。
- 水曜日@wednesday2025年8月16日買った読み終わった滝口さんの『長い一日』がいつ行っても本屋さんになくて、んも〜‼️と思っていた時に見つけた1冊。2人の筆致が軽やかかつ丁寧で、とてもよかった。 子どもとのかかわりについての言及が多くて、親になると気づくいろいろな世界があるのだろうな…。読みながら、子育てについてもゆっくり考えたくなった。
- riu@riufish2025年6月20日再読中@ 待合室通院読書。 自主版で読んだ 滝口悠生さんとの往復書簡を文庫で 文庫は友達と揃いで買い 離れた地で暮らす彼女とは ゆるり便りをおくりあう 往復書簡を読む事は何だかこそばい 自分のこころ 書かれている気がしてしまう
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年5月31日読み終わった滝口さんが娘さんとお風呂に入ってるとき、間違えて娘さんの顔にシャワーの水がかかっちゃったときのやりとりがなんだかグッときてしまい、夜な夜な泣きそうだった……子どもいないのにな……
- 湯@funauta2025年5月15日読み終わった通勤の電車のお供に。往復書簡のスタイルをとった本を初めて読む。自分の日々のおもいとかさなる部分が多く、特に「いちこがんばれ」の章では植本さんの言葉を通して、彼女の気持ちの波がむせかえりそうなほど押し寄せてきて電車で泣いてしまった。子育ての話が多く出てくるが、それにとどまらない読みものだった。
- はるのひ@harunohinouta2025年4月25日気になるシンガーソングライターのさらさちゃんが最近読んでる本として紹介していたのがきっかけで少し気になってる1冊。 さびしさと言えば、大好きなドラマ「最後から二番目の恋」で「寂しくない大人なんていない」というセリフが出てくるんだけど、13年前に初めてそのセリフを聞いた時の何とも言えない切なさがずっと印象に残ってる。
- ふるえ@furu_furu2025年3月5日読み終わったかつて読んだ子どもを育てること、自分の関わり方、距離。みたいな話が続いていて、想像もできずにずっと尊敬している。 近しい人がいずれ離れていくことの心細さ、今近くにいる人の幸福を願うが故に行動を制限してしまいそうになる葛藤というのは愛という言葉で表せられるものだろうなと思うのに、それが当人にとっては愛ではなくしがらみに感じてしまうことの難しさを感じる。 どれだけ言葉を尽くしても、相手には言われたくないことがあり、何も伝えないことが相手を救うことだってあるのかもしれない。
- みどりこ@midorikko_032024年10月8日読み終わっためちゃくちゃ良かったけど、いつもカバーかけてるから読み終わってカバー外してこのフォントにビックリした。え、なんでこのフォントにした?中身こんなファンシーさ微塵も無かっただろ。ちょっと読み終わった素晴らしい余韻がどこかにいってしまった……。いやでもご本人たちはこれで良かったんだよな……。でもなんかすごい衝撃だった……。
- あるる@aru_booklog2024年5月15日かつて読んだとほんさんの選書で来てくれた本。往復書簡っていいなとしみじみしながら読んだ。さびしさと悲しみの違いとか、自分で考えたことがなくて、お風呂でじっくり考える時間が増えた本。滝口さんの語り口がとても優しくて、この方の本をもっと読みたいと思っている。
- saori@pompom_s1900年1月1日読み終わった往復書簡の形式で進む本。 お互いが尊敬と親愛を持って文をしたためているのがわかるから、読んでいて安心する。 自分がなんとなく流す感覚を拾い上げて言葉にするお二方の洞察力と細やかさに感嘆した。