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miwa
@sikmw
  • 2026年10月16日
    汝、星のごとく
    ずっと前に購入していたものの、なかなか手をつけられずにいた一冊。映画化されると知り、これを機に読み始めた。 とにかく辛い。でも、美しくて綺麗な物語だった。 登場人物たちが、それぞれ自分の人生を選び取っていく姿が印象的だった。自分の意思で生きることへの強さや覚悟に惹かれる一方で、私にはまだ足りないものなのかもしれないとも思った。自分の人生を生きたいと思いながらも、何かを理由に諦めたり、選ぶことから逃げたりしている自分がいるからこそ、余計に胸に刺さったのだと思う。 もちろん、人は誰もが自由に人生を選べるわけではない。家庭環境や、背負ってきたものによって、選択肢さえ限られてしまうこともある。それでも、自分の人生をどう生きるのか。その選択の難しさと重さを考えさせられた。 最後の方の二人の幸せそうな描写も、素直に幸せな気持ちでは読めなかった。今がどれほど幸せそうでも、その先にある終わりを予感してしまう。今までの二人があまりにも辛そうだったからこそ、ようやく訪れた幸せさえ、どこか切なく感じられた。 とにかく鬱本。でも、こんなにも苦しくて、こんなにも美しい物語を読めてよかったと思う一冊。
  • 2025年10月7日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    真美に自分と重なる部分が多く、まるで自分自身のことを言われているようで、読んでいて苦しくなる場面が何度もあった。 特に「自己評価は低いくせに、自己愛が半端ない」という言葉が印象に残った。自分に自信がないことと、自分の価値を認めてほしいと思うことは、必ずしも矛盾しない。自分では謙虚なつもりでも、心のどこかでは自分に見合う何かを求めていたり、傷つかないために都合よく物事を捉えていたりするのかもしれない。そんな、自分では気づきにくい一面を突きつけられた気がした。 周囲の期待に応え、間違えないように生きていれば、それなりに正しく生きている気になれる。でも、それは本当に自分の意思で選んできたことなのだろうか。自分を守るために何かを諦めたり、行動しない理由を探したり。思い当たることがあるからこそ、余計に刺さった。 自分では気づいていない一面が、他人からはまったく違うものとして見えているのかもしれない。自分のことを理解しているつもりでも、知らず知らずのうちに傲慢になっていることもあるのかもしれない。少し怖くもなったけれど、自分自身について改めて考えさせられた一冊。
  • 2025年8月1日
    アルジャーノンに花束を 〔新版〕
    アルジャーノンに花束を 〔新版〕
    いつ購入し、いつ読み終えたのかはもう覚えていないけれど、これまであまり本を読んでこなかった私が、久しぶりに本に興味を持つきっかけとなった一冊。 とにかく長くて、最初は読みづらさに挫折しかけた。それでも読み進めるうちに少しずつ物語に引き込まれ、後半は一日で一気に読み終えてしまった。 今となっては内容を詳しく思い出せない部分も多いけれど、だからこそ、もう一度じっくり読み返したいと思う一冊。
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