とんとこたまご
@tontoko_egg
- 2026年9月29日
華麗なる誘拐西村京太郎読んでる最初数十ページをなんか違和感あるなと思いながら読んでたら、1970年代の出版でびっくり。そっか、この時代はまだAIどころか防犯カメラも無いんだなと。 作風なのか時代なのか、出てくる人物の言動も強引なところが多くて度々面食らう。思っているよりも自分は繊細な現代人だったみたい。 価値観の違いに驚く所もあるけれど、今のところ結末が全く予想できないので楽しみ。 - 2026年9月17日
きれはしヒコロヒー読み終わった語り口が愉快で、前半の登場人物説明なんて嘘ばっかりだけど、ギリギリ何の話をしてるのか分かる感じが面白かった。電車の中で笑いを堪えながら読んだ。 前半はずっと笑いながら読んでいたけれど、後半は作者のたくましさや行動力、周りへの感謝を忘れない丁寧さをひしひしと感じて、作者の性格がとても羨ましくなった。お昼過ぎに起きて映画3本観に行けるのはすごい。 つるちゃんさんの解説も、柔らかい人柄が存分に感じられて、本文にないエピソードでもまた笑えた。 - 2026年8月29日
- 2026年8月25日
光三浦しをん読み終わった椿をあのまま置いていったら輔の二の舞だとぞっとしていたから、家庭に信之が戻ってほっとした。 輔は、もし直接美花と連絡がとれていたら、殺される必要もなかったんだろうな…。来世があるなら1番幸せでいてほしい。 美花は20年間どんな気持ちだったのかとか、どうして椿という名前にしたのかとか、灯台守のおじいさんはどんな想いで遺書を書いたのかとか、信之は何を想って南海子と椿の元へ帰ったのかとか、書き加えれば蛇足になるのかもしれないけどスピンオフを見たいなと思う。 - 2026年8月9日
方舟 (講談社文庫)夕木春央読み終わった知り合いにおすすめされて。 推理フェーズはしっかり論理的に組み立てられた本格ミステリでありながら、物語の核が動機の側にあるのが面白いと感じた。 殺人ミステリは、トリックはもちろん、人命や倫理観を天秤にかけてもその罪を選んだ犯人の心情を想像するのが、読んでいて楽しいポイントだなと改めて思う。 もし私が柊一でも、最後に麻衣の元へ行こうとはしないなと思った。自分が生きたいかどうかもだけど、しれっとした顔で3人も残虐に殺めた犯人が怖すぎて一緒にいたくない。笑 あんな狭い場所で大勢の目をくぐり抜けて、大量殺人を犯して最後まで計画通りに進めた麻衣は、もうその能力を何かに活かして欲しいと思う。アサシン過ぎる。笑 もし麻衣が無事に外へ出られたとしても、もうまともな感性で過ごすことは出来ないと思うけれど…。 終盤では、ミュージカル『アイーダ』のラストや、水族館とかで売ってる2色の水時計がひっくり返される様子が頭に浮かんだ。この後2週目もじっくり楽しみたい。 - 2026年8月1日
舟を編む (光文社文庫)三浦しをん読み終わった濃い1冊だった。終わり方もハッピーで気分爽快! やっぱり善人しか出てこない小説が自分は好きだなと思う。それぞれの人が自分に出来ることを全身全霊を注いで取り組むストーリーは、前向きになれる。 それから、作中に使われている言葉もレベルの高いものが多くて、これを機に日本語の辞書を買ってみようか検討中。これこそ作者の狙い通りかも? またカバーも、作中の大渡海でデザイナーとこだわって作られた深い紺地に銀の箔押し風なのが、玄武書房辞書編集部がきっと完成時に感じただろうワクワク感を想像できて楽しい。 マジメさんの恋文に引かなかった香具矢ちゃんは、とてつもなく器が広いというか変わり者というか… - 2026年6月19日
赤と青とエスキース青山美智子読み終わったすごく暖かい幸せな気持ちを受け取った。 各章だけでも優しい気持ちになれるし、全部が繋がった時の充実感・満足感も高い。それに言葉選びや構成が上手いから、久しぶりの読書でもすいすい読めた。 何も決めずに本屋へ行ってたまたま手に取った作品だけど、出会えて良かった。 また心を落ち着かせたい時に見返したい、そうじゃなくても何回も読み直したいと思った。 あと他の方の感想を読んで、そうか章のタイトルそれぞれにも仕掛けがあったんだなぁと初めて気づいた。いつもミステリとか読む時は展開ばっかり追っていて章のタイトルはあんまり見ていなかったけど、これからはじっくりタイトルまで読もう。
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