赤と青とエスキース

108件の記録
- みく@mikurin2025年7月6日読み終わった借りてきたすごく良かった… いろんな人の人生をなぞりながら、でも全てが一つの物語。 「お探し物は図書館まで」のような、温かくて、でもどんでん返しな素敵なお話だった!
- とりもり@torimori_piyo2025年6月28日買った読み終わった1章から最後まで、もううるうるしっぱなしで、すごくすてきな作品だった😭 4章の最後で、全て繋がった時の気持ちを誰かと語らいたい…最高すぎた… エピローグで全て整理してくれるのもありがたいし、振り返ってもう一度泣けるという素晴らしさ✨ 所々に他作品とリンクするところもあって、すごく好き〜!!ってなった🫶
- oto@sakana__books2025年6月27日読み終わった『黄色い家』の反動で癒しを求めて青山さん 絵画とか芸術には疎いから難しいかな…と思ってたらそんなこともなく、ただただ感動でいっぱいの作品だった。 オーストラリアのメルボルンである1枚の絵が描かれてから約30年を巡るお話。 4章の連作短編。全ての章が赤と青をモチーフにしたタイトルになっていて、物語中にも登場するのですごく色彩豊か。 どの章にも同じ絵が登場して、時が経ってもずっと持ち主の(時にはその絵を見る人の)人生に寄り添っているのがすごく良かった。まさに絵は死なない。 なぜ赤と青なのか、第4章の最後の4行で全てが繋がり鳥肌がたったし、エピローグで答え合わせをしたところで、なんて切なくてあったかい話なのだろうかと、胸がいっぱいになった。 はじめはその章の主人公に心打たれ、2度目は2人の男女の人生に心温まる。 短編としても長編としても楽しめる、2度読み必至な作品でした。
- あおい@booklover_aoi2025年6月14日読み終わったKindle@ 自宅2025.6.14読了。 久しぶりに小説を読んで心が大きく動いたかもしれません。 構成も秀逸。 最後に種明かしされるまで、私は全然気づけてませんでした。 もう一回読み返したら全然違うところに着目して読むんだろうな。 一回目のこのやられた感じは、本を読んでいて久しぶりに味わいました。 タイトルも、読み終わると納得感しかないです。 繰り返される色の描写もすごく好きでした。 しっとり落ち着いた雰囲気の色合いで、空気感や余韻、余白を大事にする形で映画化してほしい。 明度を上げすぎないネガフィルムとか、そういう雰囲気が合いそう。 赤と青だけ他より彩度が高めで、視覚的に印象に残るような映像が見たい。 想像しただけでわくわくする笑 小説なのに、その光景が頭の中で映像として詳細に描けるのは、言葉の選び方や構成がこだわり抜かれてるからなんだなと感じました。 とってもよい読書体験でした。
- 森々@mori_hkz2025年6月6日読み終わった紆余曲折を経てまた繋がるご縁というものがあるんだなぁ 作中の「完璧な結婚」とはブーとレイ二人のこういう関係だったんだな 青山美智子作品の最後で伏線が綺麗に回収されるのがすごく気持ちが良い
- すや@suyayakko2025年5月4日読み終わった一章から好きで勢いよく読了しました、本当によかったです!最後まで読んでから振りかえると、色々物語のなかに散りばめられていたことに気づいて、好きです…
- okabe@m_okabe2025年4月30日読み終わった最近、純文学ばかり読んでいたので、息抜きのつもりで読んだ。一枚の絵を中心に展開されるいくつかの人間模様を通して、人と人との繋がりの尊さを感じさせられた。
- t@tm_10332025年4月26日読み終わったエピローグで一気に繋がりが明らかになるのが良かった。爽やかな気持ちで終えられるお話でした。 3章が特に好きだった。 一途に好きでいられるものがあるって素晴らしい
- おんぷ♩@onp_bookchan2025年4月23日読み終わったとっっってもよかった😭 読みやすくて1日で読み終わっちゃった!!! 心が温かくなったぁ、色んな愛の形をエスキースを通して教えてもらった😭 1枚の絵画をめぐる5つの短編集だけど、すべてにしっかりと繋がりがあってとっても面白かった!!!
- ねむみん@nemumin2025年4月17日読み終わったこの方の本を読むのは「人魚が逃げた」に続いて2作目。今作では人魚ではなく「赤と青」がキーとなり、章ごとに主人公が変わっていき、最後の章ですべての物語が繋がる。この構成がこの作家さんの得意なスタイルなのかな? もしかして、と思いながら読み進めていたのに自分が気づいてなかった描写もたくさんあって、今作も感想が「やられた!」になった。 構成の上手さを抜きにしても、あたたかなまなざしで描写される彼らの幸せを願わずにはいられない、素敵なお話。 情熱的な恋愛を経ても50代になるまで衝突し続ける2人がなんというか「らしい」感じがして良かった。そのまま20代でゴールインするほうが美しい話かもしれないけど、そううまくはいかない2人を通して、自分のこれからの迷いある人生も肯定してもらえた気がした。
- ちーさん。@dokushumi122025年4月12日読み終わった初読み作家さん。 友人のおすすめ度合いがとても高かったので遂に貸してもらって読んだのだけれど、こういう話大好物です。 1枚の絵(エスキース)から始まり、そこに関わったり携わった人達の愛の物語が一等美しく輝いていて。 赤と青の関係性も一つ一つの章の中に絵だけでは無い色味の対比が物としても現れていてとても感激して。 ブーとレイの関係性がとても好きです。 メルボルンで始まった期間限定の恋が2人を結びつけ少しずつ愛を育んで成長させていく。 2つ目の額縁職人の話が1番好き。 メルボルンでエスキースと出会った空知が額縁を作り上げていくその過程が、真面目さが、作品に対しての思いやりが垣間見えて胸が熱くなる。 最後の章を読んだ時に訪れる幸せと、感動と、真実に読む手が止まらなくて、滲む涙を必死に堪えるのが大変だった。 どうかいつまでも、好きな人がそばに居てくれることに感謝できますように。
- ちーさん。@dokushumi122025年4月12日心に残る一節『無名時代には誰にも見向きもされなかったわたしの初期の絵も、後に描いた他の作品が評価されジャック・ジャクソンの名前が知られるごとに、急に値段が上がっていくのだ。 絵は何も変わっていないのに。 変わるのは世の中の価値観だ。描いた本人の想いとは無関係に。』
- Julesbooks@jasminemarikat12025年4月1日読み終わったそうつながっていたのか…! 青山美智子さんの作品で初めて読んだものでした。 面白かったです。 エスキース、という言葉にも初めて出会いました。
- こまり🐾@comari2025年3月25日読み終わったレイが羨ましくなった! 自分を尊重してくれて一途に思ってくれるブー、自分とは違う価値観でレイのターニングポイントを作ってくれるユリさん。 50代の恋愛模様にキュンキュンしながら最後のエピローグで全て繋がって感動した。
- mimu📚@mimuaaa09302025年3月7日かつて読んだ圧巻。拍手したくなりました。 淡々と進む4つの物語が最後のエピローグで想像を越える展開に驚き、1人1人のその先も知ることができた喜び。 今回の作品も心が温かくなりました。 青山さんの書くお話が好きです。 絵は、死すことはない。 画家が果てたとしても、見てる人がいる限り未来永劫に生き続ける。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだこれ好き! 最初はそこまで引きつけられないんだけど 進むほどに好きになる。 3章のタカシマさんみたいな人好き。おちゃらけてるけど泥臭くて影の努力家さん。そこでほっこりしていたら 4章の終わりとエピローグでボロボロ泣いた。 再読してまた、ああ、あの時のあれが なんて思いながらホロリと泣けるんだろうなと思う小説だった。
- 猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ1枚の絵画から始まる物語。終盤に進むにつれて、全てのピースが繋がっていくような感覚がして大変面白かった。アートは失われてはならないものであり、絵が、死ぬことはない。 人生を豊かにしてくれるエッセンスだね。
- とろたく@takutsuna2025年2月7日読み終わったKindle色の対比が面白い本。 本来交わることがないであろう個性豊かな登場人物たちがエスキースやふとした偶然で繋がる面白さが魅力。 青山先生らしい連作短編で、どちらかというとストーリーよりも伏線回収や構造が面白いと感じた。
- あーち@88_aaachan2025年1月31日読み終わったメルボルンの若手画家が描いた絵画。 この絵画をめぐる5つの愛の物語。 日本へ渡って30数年。 様々な想いが繋がる時、1枚の絵画は奇跡を紡ぐ。
- ふーる@fool62025年1月3日読み終わった絵画「エスキース」をめぐりつながる短編、夢と希望のあり方の物語。留学生の話から始まり、額縁職人、漫画家、中年の二人… 絵がつなぐ話と思っていたら、そういうことか、と。静止と変化の表し方も良いですね