元気が出る。

装丁に惹かれて購入。

読んでよかった。

友人に勧められて。 テヘランの女性も、作者の金井さんもとてもすてき。

尊敬する料理家、枝元なほみさんを偲んで。

彼女の作品のモデルのことなども書いてあり、とてもおもしろかった。

初めて町田康を読んだときのようなインパクト。独特の日本語、文体がおもしろい。

美しい日本語、言葉の芸術。小川洋子さんの文体がとても好き。

読むのが苦しかったけれど、読んでよかった。在日コリアンとして日本で生きるということ、自分のまだまだ知らない世界を教えてもらった。

読むのがつらくて苦しい。だけど小説の世界に引き込まれていく。文学を味わったというどーんとした感触がずっと残る。

高野さんの本は出たら必ず読む。

なるほど、そうだよね！と思いながら、なかなか自分では実行できない。自分がいかにジェンダーや家庭料理の呪縛に囚われているかを知った。

もっと早く読めばよかった。村田さんの他の作品も読んでみよう。