
夢の蛇
@yumehebi
主に読了記録。
- 2026年7月22日
それでも光に手を伸ばすPayao読み終わった読了記録 どこまでも優しく、美しい言葉の数々でした。 この世は表裏一体で、美も醜もあってこその世界であり、虚と無は意味のある空白だと改めて教えてくれるそんな一冊です。 惹かれる言葉、涙する言葉、愛に溢れた言葉… 酷く優しい人は、傷ついた臆病者で、だからこそ優しい愛されるべき人々だと思いました。 世界は意外にも透明な愛が溢れて漂っている。 それを信じてみたいですね。
- 2026年7月16日
変な奴やめたい。伊藤亜和読み終わった「私は私のまま」 それは呪いであり祝福であり、人生でした。 目立たぬように生きていたいと思う程、癖のある個が顔を出す感覚は覚えがあって、時々くすっと笑う場面もありながら楽しく読めました。 自分を呪う事も愛する事もできる。 覚えておくのは、最後に残るのは自分だけ。 BUNKITSU 一文本棚より - 2026年7月1日
旅の短篇集 春夏 (角川文庫)原田宗典読み終わった童話のような読みやすく、どこか奇妙で美しい、旅にまつわるショートストーリー集。 身近にありそうな出来事として書かれていて、それでいて不思議でおとぎ話の現代版のような感覚でした。 どの話も優しい空気感があって読むのが楽しかったです。
- 2026年6月8日
ダクダデイラ餅屋蛾読み終わった怖いけどつい読む手が止まらない一冊でした。 目に見えない不穏、文字だけの表現でぞっとする感覚。 少し昔に流行った都市伝説や掲示板を思い出したり、考察できるものだったり、思考が消されるような絶望を書いていたりと混沌でした。 「二度と読みたくない」という褒め言葉が多く見られたこの一冊は、ホラー小説の世界に新しい風を呼び寄せてくれたような気がします。 さくっと読める方ではあると思うので、何があっても大丈夫という方、怖いもの見たさで進められる人向けと個人的に。 とても良い悪夢でした。
- 2026年6月4日
十角館の殺人 <新装改訂版>綾辻行人読み終わった虎ノ門ヒルズにあるmagmabooksさんのほんの福袋から辿り着きました。 読みやすい王道のミステリ小説。 最初から最後まで謎があり、思わぬところで急展開が訪れ、けれど最後は静かな終わりへ向かうまさに潮の流れのような物語でした。 探偵、という単語だけで多くの要素を思い起こさせる言葉遊びも大変楽しい。 情景をイメージするのに少し難しい所は人によってはあるかもしれませんが、ミステリー小説の中では読みやすいと個人的に思います。
- 2026年5月21日
銃 (河出文庫)中村文則読み終わった読了記録 たった一つの存在(銃)に日常や感覚が狂わされる様が、水に一滴入れた絵の具みたいにじわじわと色をつけていく感覚のする一冊でした。 狂気はゆっくりと、崩壊は突然と。 そんなことを教えられます。とても面白かったです。
- 2026年5月10日
無伴奏ソナタ新訳版オースン・スコット・カード,オーソン・スコット・カード,山田和子,金子司,金子浩読み終わった@ 自宅SFやミステリーやホラーやら不穏なもの全てをぎゅうっと詰め込んだような短編集。 始終頭を抱えていましたがページを捲る手を止められなかった。それほど面白かった。 何処か童話のような話もあれば、ホラー映画を見てるような話もあり、どの作品もそれぞれの良さがある。 最後の無伴奏ソナタで美しくも残酷で微かな光を感じるもので救われました。
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