ヤービの深い秋
26件の記録
さくらゆう@skryuh_2026年3月21日お気に入り読んだ好きな作家好きな装丁梨木香歩さんの児童書2冊目です。 本当にヤービや一族たちが愛しくてならない。 しかし、ヤービだけでなく、ウタドリさん(物語の語り部)が務めるスクールの生徒さんたちも愛しく、世界に生きる生物たちが愛しく、すくすく育って欲しいと思える物語です。 今回は、冒険が多かったです。冒険好きのパパ・ヤービが楽しそうで何よりでした。 この物語に登場する大人たちの、子供たちへの接し方はとても学べるものが多い気がします。 本の中で、部屋が子どもを育て、子どもたちも自分で部屋を育てるのだと言います。自分の居心地がいいように部屋を整える行為がそういうことなんですよね。綺麗に保つというのは、自立性、主体性を育てるのでしょう。 大人も学べる児童書だと思います。
あめ@candy332025年10月3日買った読み終わった読書メモ児童書教える立場にあるものとして、ウタドリさんの生徒へ思いや接し方がとても深くて感動する。決して幸せな人たちばかりではない環境に生きている人の、その環境への深い理解に、生徒たちはどれほど救われているのだろう。 トリカやギンドロ、心の重いふたりの夢を見てしまった大人たちやヤービたちのその受け止め方に愛を感じる。心が暖かくなるおはなし。 ハイキング中に食べる食事の描写がやっぱり好き。 美味しそう。。。
なかやま@asheepinthewell2025年6月5日読み終わった借りてきた前作『岸辺のヤービ』の物語がきちんと引き継がれ、さらなる冒険へ...大きい人(人間)もクーイ族もその世界に優しさと厳しさ両方あり、「いい子」「落ち着いた大人」ばかりではないのがいい。現実にある問題そのままみたいな話には緊張しますが、曖昧に誤魔化したりせず、その上で優しいエンディングを迎えてほっとしました。



海老塩@ebi_salt2025年5月13日読み終わったまたいつか読書日記味わうようにじっくり読んだ。 草の葉をまとったヤービたちの、なんと可愛らしいこと。 ヤービたちの物語に触れると、外の世界が今までとまるで違って見える。 草木や空を飛ぶ鳥たち、葉っぱの揺れるかさかさという音... すべてに物語があるように感じ、私の世界を楽しく、豊かに彩ってくれるのです。 こころの奥底、深い眠りのような場所に触れるようなお話しだった。




芽@may2025年3月11日読んでる「けれど、それでも、信じてほしいのです。『秋のきもちを知る』力は、世界をよりよく知るために、神さまがくださったかがやかしい宝石以外の何ものでもない、ということを。 そして、心からよろこんだり悲しんだり、変わりゆく自然を愛おしんだりすることを、決してあきらめないでほしいのです。 どんな困難が待ち受けていても、感じるよろこびをバカにして、心を凍りつかせたりなどせず、ただひとつしかない、一本の、ゆるぎない道を信じるように、この力を、信じつづけてほしいのです。ヤービたちにも、わたしの生徒たちにも。そして、今、この話を聞いているあなたにも。 なぜなら、ほら、世界はこんなに光りかがやいて、生きているあなたに、親しげに語りかけ、世界の細々とした秘密をおしげもなく見せてくれているのに、それに気づかないふりをするなんて、とてもとても、もったいないことだからです。」 (梨木香歩『ヤービの深い秋』 pp. 100-101)





みどりこ@midorikko_032024年12月31日読み終わったいや良すぎて泣いてしまった。この読後感は『椿宿のあたりに』が近しい気がする。一巻から遠くにきたなぁ。ちょうど忍たまハマったところに寄宿舎の話でちょっと笑った。






















