「酔っぱらい」たちの日本近代 酒とアルコールの社会史
8件の記録
片刃@kataha4622026年4月16日買った読み終わった非生産性こそが肝である米農家の酒宴文化から、日頃の生産性を上げるための会社員飲み会文化へ。その間の歴史に存在した「職人は昼から飲酒」「飲み過ぎで翌日欠勤」といった、今では考え難い習慣も興味深い。 ところで、生産性を上げるための飲酒には「酔客会社員が店にもたらす非生産的な損害やストレス」が付随する。ここでは本筋ではないので書かれていないが、飲食店手伝いでその辺を目にした人間としては、終章で書かれているようなアルコール文化の衰退は望ましくとも映る。
120@1202025年12月20日読み終わった今年の新書大賞は、本書(か、「人はなぜ結婚するのか」)でよいのではなかろうか。 豊富な参考文献をもとに、日本の労働と飲酒の密接な関わりが紐解かれる。 例えば、かつては「脱生産的な行為」とみなされていた飲酒が、いつしか労働力を回復させるための手段、すなわち「明日へのガソリン」へとその役割を変えていったこと。 あるいは、泥酔することこそが礼儀とされた時代から、節度ある理性的な飲み方が求められる時代へと変遷していく様が、鮮やかに描き出されている。
120@1202025年12月5日気になる戦後サラリーマン史のB面という感じで気になる。 第1章 つぶれるまで飲む――近世の飲酒スタイル 第2章 仕事帰りに飲む、終電で帰る――昼酒慣行の終焉 第3章 曖昧な仕事と飲酒――酒席の労働化 第4章 飲んで、燃料補給する――ガソリンとアルコール 第5章 米から麦へ――あらたな飲酒文化




