三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
恩田陸
講談社
2001年7月15日
12件の記録
  • readHi2512
    @readHi2512
    2025年11月29日
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年9月30日
    オーディブルで聴き終わった。 全体的に本好きにたまらない作品だと思う。 一つのタイトル(『三月は深き紅の淵を』)を巡って様々な角度から物語を展開していてとても面白い。 一章は書籍そのもの、二章は作者、三章は内容、四章はそれらをごちゃ混ぜにして現実と物語の境目を曖昧にさせたような印象を受けたけどどうだろう。 個々の物語としては二章と三章が好きだなあ。 特に二章。 若いころ残業後にいつも東京駅に停まっているサンライズ瀬戸・出雲を横目に「いつか飛び乗ってやりたい」と思いながら帰宅していたしね。 一章も好奇心がそそられて面白かったけど。 四章は「回転木馬」という章タイトル通り話の展開に振り回されることを楽しむという感じだった。 (朗読 早水リサ)
  • ハム
    @dice_k
    2025年9月29日
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年9月29日
    モロヘイヤの葉を摘み摘みしながら『三月は深き紅の淵を』の三章をオーディブルで聴きおわった…。 うわあ…となりつつもとても良いラストでした。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年9月27日
    オーディブルで聴いている。 いま三章に入ったところなんだけど、二章面白かったな…。
  • 結城
    結城
    @aori
    2025年9月21日
  • 理瀬シリーズの本をめぐる物語。読書家や編集者が本の謎に迫っていくんだけど、「読書家とはどうあるべきか」を物語について教えてくれる。ただし、全体が入れ子構造になっていて複雑なのと、かなり抽象度が高いので「自分は今何を読んでるんだ…?」という気持ちになる
  • a_0025
    a_0025
    @a-0025
    2025年3月5日
  • 咲
    @mare_fecunditatis
    1900年1月1日
    物語だ。謎に「日常」を侵食されるのが、震えるほど面白い。知る人ぞ知る「三月は深き紅の淵を」という私家本。噂ばかりが囁かれて人々の興味を煽り、存在そのものにたくさんの物語が加わって、知らぬ間に成長していく謎めいた本。第一部「黒と茶の幻想」第二部「冬の湖」第三部「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第四部「鳩笛」ずるずると引きずり込まれてしまう小説。ああ、読みたい。そんな、現実が曖昧になるような、甘美な読書に没頭したい。たかが一個人の表現手段に使われるほど、物語は小さくない。物語は物語自身のために存在する。 この小説は箱物。千一夜物語みたいに、物語の中に物語が入れ子になって、中に中に沈んでいくと思いきやいつの間にか裏返って、現実世界を物語が食ってしまう。本書の最後、第四章「回転木馬」。書き手が今まさに小説を書き始める場面で、書き出しの文句をあれやこれやと試行する。その本の名前は「三月は深き紅の淵を」。第一章は「黒と茶の幻想」。書き出しはこんな風に始まる。「森は生きている、というのは嘘だ。いや、嘘というよりも、正しくない、と言うべきだろう。」。最後の行まで読み終え、物語に酔ったまま、書店の恩田陸の棚に足を運ぶ。ずらりと並んた文庫の中に「黒と茶の幻想(上)(下)」の背表紙が目に留まる。おいおい待ってくれよ、と、予感に震えながら手にとる。その本の第一章の書き出しは、「森は生きている、というのは嘘だ。いや、嘘というよりも、正しくない、と言うべきだろう。」。嗚呼。これは。 物語が終わっても、物語から抜け出せない。これだから読書は、もう、たまらなく面白いんだ。物語を続けよう。
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