カンガルー日和
68件の記録
みゆわ@miyuwa2026年8月16日読み終わった感想読書日記肩の力を抜いた村上春樹は実に軽快で想像的で楽しそうだ。長編では感じることのできないハルキ・ワールドを存分に楽しめる一冊。 どこか遠くの風景のある小さな一点を望遠鏡で目を凝らして見てみると、とても生活感溢れる身近な光景があった。そんな感覚。 とても温かい気持ちになる。 以下、お気に入りの話 眠い あしか祭り 1963/1982のイパネマ娘 32歳のデイトリッパー とんがり焼の盛衰 チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏
雨@little_rain2026年8月3日かつて読んだ日記私は、ある小さな地方都市の直売所にあるバングラディシュ料理屋で、ソフトクリームを片手に持ち帰りのビリヤニを待っていた。 レジ横のスピーカーで脂の乗ったおじさんが暑苦しい異国の歌謡曲を熱唱しているせいで、ただでさえ声の小さい店員さんが何を言っているのか余計聴き取れない。 「ソ…(ポソポソポソ)…ですか」「え…?すみません、もう一度」というやり取りを3往復くらいして、ようやくビリヤニの前にソフトクリームを先に提供して良いか?という確認を聴きとった。 盛り付けるだけと思って注文したビリヤニは、梱包に思いのほか手間がかかるようで、先に受け取ったソフトクリームが垂れないよう、適宜舐めながら待つ。 引き続きおじさんは熱唱しているが、スピーカーの電波か電源が不安定なのか途切れ途切れだ。 「歌うなら歌う、歌わないなら歌わない、どっちかにせい」という、苛立ちまでには至らない微妙な気分で待ち続ける。言うまでもなく、おじさんに罪は無い。 疲労を感じ始めたその瞬間、唐突に、ぱちりとあれ程忌み嫌っていた『カンガルー日和』の主人公と自分が重なった。 『カンガルー日和』とは高校の現代文で読まされた村上春樹の短編で、主人公の男とパートナーがカンガルーの赤ちゃんを観に行く話だ。主人公がパートナーと動物園に行くというのにいちいち電車の中で新聞を広げたり、すべての行動が鼻に付くのが印象的だった。 男は動物園でチョコレートアイスクリームを買いに行くのだが、授業で確か「この場面は何の比喩でしょう」というような設問があった。 当時の私は「なぁ〜にがボブ・ディランが僕に歌ってくれているだ、チョコレートアイスクリームはウンコの比喩だろ」と口に出して毒づいていた。 だが、中年に近付いた私は、村上春樹が何故そのような表現をしたか、少し分かった気がする。 誰もが抗い難い、肉体の衰え。 夜は目がしょぼしょぼするから、新聞は昼間に読んでおきたい。 アイスクリームを買い求めたくなるような日に、野外でアイスクリームを待つ時間は10年前よりずっと長く感じるだろう。 ボブ・ディランがボクに歌ってくれているという妄想の意図は、オシャレでもキザでもなく、そういった肉体の苦痛を少しでも紛らわせようとする自己防衛的な反応を表していたのかもしれない。 脂っこい異国のおじさんが、あの日わたしに歌ってくれたように。 村上春樹は好まないが(わが家では「やれやれ、やれやれ」などと嘯くと村上春樹が二人いると言う。3回なら三人だ、想像するだけで暑苦しい)、短編集の挿絵が佐々木マキだといまさっき知り、これは手元に置かなければと考えている。
Michika@0610shun2026年7月17日読んでる村上春樹さんの文章は どんなに短くても しっかりその世界に入っていける感覚がある。 不思議な存在に注釈がない軽い文体は 意味や理由を求めてしまう現実から 距離をとっているようにも感じる。 日常に挿入される不思議な体験をする登場人物は それらを自然なものとして扱っていて、 読者だけがそのズレに面白みを感じるところも好き。 普段はお酒を飲みながら本を読まないけれど、 ビールとか飲みながらほろ酔いで、 時間とか空間とかの境目をぼんやりさせて読みたい本。 何回読んでも好き。






ねじまき@Nejimaki2026年5月8日読み終わった有名作品を読むシリーズのウォーミングアップ的感覚で、村上春樹の短編集を読んでみた。 「眠い」で描かれる、興味の全くない知り合い程度の結婚式に呼ばれて眠たくなるのは、笑える。 「バート◦バカラックはお好き?」の「僕はあの時彼女と寝るべきだったんだろうか?」が文章のテーマとか、「あれイケたやん!」のふとした後悔が10年経っても忘れてないとか、楽しいお話でした。
ぷかぷかナミ太郎@pukanami2026年2月26日読み終わったイパネマの娘(本人)に「私は形而上学的な女の子だもの」とか言われたくなさすぎるな。いちいちおしゃれで、宝物みたいな短編集だった。落ち込んでいる時に読むと落ち込んでいることを忘れてしまう。- ワ@_faluvb00k_2026年2月8日読み終わったふと思い出した再読再読完了時々ふと村上春樹の言葉を借りて生きていきたくなる時がある。心にそっと留めておきたくなるような言葉を摂取したくなる。 昨日はそんな日だっだので、一度読んだことがあったけれど、『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』を急に読みたくなって、再読◎ 何回読んでも好き! ・4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて ・タクシーに乗った吸血鬼 ・あしか祭り とかが特に好き!😌 まさかあしかが家に訪ねてくるなんてね!🦭

monami@kiroku_library2025年9月15日読み終わった聴き終わった『スパゲティの年に』を読んでスパゲティを食べ、『5月の海岸線』に自分の誕生日が出てきてびっくりする。 今日も村上春樹で家事がはかどりますね。





monami@kiroku_library2025年8月27日読み始めた聴き始めた定期的に村上春樹をAudibleで聴かないとやってけない身体になってるのかも 先に聴きたい話題作が色々あったはずなのに、気づいたら再生してた









- Owlhead@owlofbooks2025年4月20日読み終わった昼寝の最中に見る夢のような不思議で愉快な短編集だった。ある作家がインスピレーションを得たという作品も収録されているというので読み始めたが、案外その短編はあっさりと終わった。「鏡」は以前ネットの怖い話みたいなので読んだことがある気がするけど、定かじゃない。全体の読後には、動物と人は当然のように会話をしていいし、人はもっと簡単に時空を飛び越えていい気がしてくる。





あさり@hikari_2025年4月1日何回も読んだ春に読みたい本〝Mississippiと僕は頭の中でつづってみた。 sが4つ、iが4つ、pが2つ。奇妙な単語だ。〟 春に散歩してると、ふとこのフレーズ思い出す。Mississippiってsが何個だったんだっけって。


ロッタ@rotta_yomu2025年3月26日読み終わった「村上春樹は初期短編を読むといい」らしく、その言葉は本当だった。(まだ1冊しか読んでないけど言わせて) この短編には、いつまでたっても本を抱え夢みがちな元男の子と元女の子の姿があるのです。きっとどこかにある、きっとどこかに残っていると、いまでも心の底で何かを信じている、あの人やその人やわたしの姿があるのです。村上春樹の美しい流れるような文章で、贅沢に存在を許された世界に迷いこむのです。 何を書いているのかわからなくなってきたけど、わたしが伝えたいのは、すごくおもしろかた〜〜、ハルキ最高!!ということです。一緒にハルキを読みません?? 最後に、「カンガルー日和」収録の短編タイトルも秀逸でして... ⚫︎4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて ⚫︎ チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏 くぅぅぅぅ〜〜...!!ハルキがつまってる!!


岸川かん@kan-hayu132025年3月23日読み終わったかつて読んだ友人と『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』の話をしたので再読。友人がこの短編のことを「しゃらくせえな!」と言っていて笑う。でも友人も私もこの話が好きだ。私がこの本で好きなところは「75パーセントの恋愛や、85パーセントの恋愛を経験したりもした。」というところ。




やまもと@ymmt572025年3月17日読み終わった再読中小学館の編集者の千代田さんが「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」の話をしていて、久しぶりに読みたくなったので再読中
マサ企画室@masa13pub2025年3月5日かつて読んだ読書会@ 本と喫茶 夢中飛行夢中飛行の課題本型読書会、一発目の小説はこちらだったのです。(2022年8月) 作家の知名度&短編集という読みやすさ&以前読んだ時の印象…を理由に選書!
ちゃん@chanco071900年1月1日かつて読んだ「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」が大好きでして、あんなふうに人を素敵だなと感じたり『この人とは人生が交わることがないんだなぁ』と思いながら、そそくさと日常に戻ったりしてみたいなと思っています。 「スパゲッティの年に」の、『午後の3時にダラダラしてたら電話が鳴った。電話に出たら、今日の4時半には消えてなくなりそうなくらい印象の薄い女からだった』的な言い回しが好きです。
















































