反共と愛国

反共と愛国
反共と愛国
藤生明
中央公論新社
2025年3月7日
9件の記録
  • 民社党は反共を旗印に時に自民党より右派・タカ派の安全保障政策を打ち出す一方、労組(同盟)を支持基盤に福祉国家建設や全国民中産階級化を掲げ、経済政策では大きな政府路線を取り、階級政党を志向した社会党よりもイデオロギー色の薄い立ち位置を形成していた。 経済政策では公明党との差異化に苦しみ、安全保障政策では自民党の補完勢力と見なされ、中小政党のまま新進党への合流で解党を迎えた。 今も脈々と民主党系、自民党系、右派論壇等々、各所に民社系人材は活躍しており、また打ち出した方向性で政策がこれまで基本的に概ね実現していることもあり、「役割を達成したからこその解党」との受け止めも関係者の中では根強いとのこと。興味深い。 『戦後史の中の日本社会党』と併せて読むと、戦後の野党についての理解が深められると思う。 併せて労働運動や労組についての理解を概略から深めたい。何か良い本がないか探してみよう。
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年10月26日
  • ワット
    @watt
    2025年9月17日
    独特の産別くささというものがある。現在の国民民主党に限らず、立憲民主党の連合推薦候補がまとう独特な感じ。保守と呼ぶには尖りすぎていて、反共とまとめるにはやや時代がかっている。その原点を民社党に見て、1960年の結党前後から、94年の解党とその後までを追いかけた労作。  民社党の結党時は、戦前の労働運動(総同盟)、産業報国運動、労農運動、共産党転向組の反共勢力が集まり、必ずしも一枚岩ではないスタートだった。もともとのイデオロギーである「民主社会主義」で「革新勢力」という自認も、広く世に受け入れられず、関係者内でも議論が詰められなかったという。しかしこの勢力が、草の根保守の足場を作ってきたという重い事実がある。  タレント議員を取り込んだ選挙戦略や、勝共連合との関係、とりわけ松下正寿の思想などより踏み込んで知りたかった。
  • ルース
    ルース
    @ruth_blackett_
    2025年8月25日
    読み終わったと言っていいのかしら… 難しくてわからないところだらけだった。
  • ルース
    ルース
    @ruth_blackett_
    2025年8月16日
    なんで保守が強いのか、なんで社民はちぃちゃくなったのか、なんで共産党は共産党というだけで敬遠されるのか、ふえーん🥺と思ってて、直接つながるわけじゃないんだろうけど図書館で面出しされてた本を手に取った。民社党のことはしらない。。。
  • 辻井凌
    辻井凌
    @nega9_clecle
    2025年3月11日
    今もなお影響を与える「民社党的なもの」を党の歴史だけでなく、それ以前の日本の社会主義の成り立ちまでさかのぼって読み解いている。ソ連を知らない世代の自分は「反共」に実感がわかない。この本が「反共の社会主義」の実像を知る鍵になってくれる。
  • 辻井凌
    辻井凌
    @nega9_clecle
    2025年3月10日
    民社党はずっと気になっていたので。
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