火花 (文春文庫)

4件の記録
- umi@hontowatashi2025年5月8日買った読み終わった読後に顔をあげると、目の前の景色が違った色をしている感覚になった。真っ直ぐさを突き詰めたら神谷みたいな人になるのだろうし、それに憧れつつそうはなれないことやそれじゃなくていいことを分かっている徳永が自分の中で葛藤しながら模索する様子はリアルだった。全体的に読みやすくて、最後の漫才くらいからより惹きつけられた。これは又吉さんにしか書けない。芥川への手紙まで最高に良かった。
- 大皿@zarabon2024年2月15日読み終わった好きな本なに?って質問、答えるのむずいなーってずっと思ってたけど、この本に出会ってからは"火花です"と答えるようにしてる。知名度はもちろん、どの層が読んでもおもろい気がしてるから。そして実際私が大好き。何度も読み返してる。