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@hontowatashi
⭐︎ 小説とか、エッセイとか、日記とか、ZINEとか、ゆらりゆるりと。
  • 2025年5月9日
    せいいっぱいの悪口
    こんなにも正直に心のうちを言語化できることってすごい。やっぱり読んでいて楽しくなるワードセンスとか、適度に力を抜いている中にある真面目さとかがとっても好き。 もちろん全体を通して読んでよかった〜となったけど、特に最後のほうの「想像通り」を求めてしまうというところに自分が重なったりして。そしてやっぱり旦那さんも素敵でほっこりとする。 あとがきを読んで思わず涙がこぼれた、そんな自分にびっくりした。みんなが幸せであってほしい、そうなのだ、ほんとうに。
  • 2025年5月8日
    火花 (文春文庫)
    読後に顔をあげると、目の前の景色が違った色をしている感覚になった。真っ直ぐさを突き詰めたら神谷みたいな人になるのだろうし、それに憧れつつそうはなれないことやそれじゃなくていいことを分かっている徳永が自分の中で葛藤しながら模索する様子はリアルだった。全体的に読みやすくて、最後の漫才くらいからより惹きつけられた。これは又吉さんにしか書けない。芥川への手紙まで最高に良かった。
  • 2025年4月16日
    書きたい生活
    書きたい生活
    「言わなかったことや言えなかったことが、なかったことにならないでほしい。」 わたしは、今まで一体どれだけのことをなかったことにしてしまったのだろう。間違いじゃないのにどうしてなかったことにしてしまったのだろう。 そして、書きたいと思えるエネルギーがあることって幸せなこと。どんな風に日常を見ているか分かるから、日記を読むのって楽しい。わたしも毎日つけている日記を、書きたいと思うままに続けたい。
  • 2025年4月10日
    読書からはじまる
  • 2025年3月31日
    がっこうはじごく
    こんなに正直に赤裸々に書いていいの!?と思いつつ、だからこそ堀さんの芯の部分に触れられて、なんだか嬉しくなった。 いろんな生徒がいるのだから、いろんな先生がいるべきだと、私は思う。「今、ここで」の取り組みを生徒が楽しみにしているのは、それがたくさんの悩みや不安や疑問を抱える生徒の少しの息抜きになっているのかなと。自分の気持ちを表現したり言語化する機会を作ってあげられるのって大切だし、私もやってみたかったと素直に思う。がっこうはじごくと思いつつも、がっこうでできることを考え取り入れてくれる堀さんは、信頼できる先生だと感じた。
  • 2025年3月25日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと (河出文庫)
    印象的なタイトルに負けない面白さで読みやすかった! マイナスな面や懸念点を見てしまいがちだし、それはとても大切なことだけれど、人との出会いはどんな形でもやっぱり素敵なものなのだと感じた。菜々子さんのような行動力はないけれど、もっと臆せず気楽に人と関わってもいいのかもって。 本への熱量はもちろん、相手に対する興味関心や観察力、想像力がないと"本のおすすめ"ってできないと思うし、本は好きだけれど人に紹介するのが苦手なわたしは新鮮な世界だった。 人の心の深くに触ってしまったとき、なるべく真摯にフラットに。1年あれば人は世界を広げて少し変われる。
  • 2025年3月21日
    世界の適切な保存
    少し難しいようで、共感できることもあって、難しいから考えるのをやめてしまっていたことをまた考えるきっかけをくれたような一冊。 「届く」と「はずでした」の章が特に響いた。日常の言葉に深く考えを巡らせるとこんなにも複雑で、だけど味わい深いのか。随所にはさまれている詩もすごく良い。
  • 2025年3月19日
    星を掬う
    星を掬う
    苦しくてページを閉じたり、涙で読めなかったり、久々に体力のいる読書だったけれど、読んでよかった。 寄り添うことがときに乱暴になることも覚えていたい、家族でも親子でも結局は違うひとりの人間同士で、それぞれの思いや考えがあって、でも全部理解し合えるわけがなくて。 いつだって「分かりたい」と「分かるわけない」の狭間でもがいてなんとなくの落としどころが固定化されていく。どうしたって複雑で難しくて怖い。それでも向き合って、自分の人生を自分のものにしていかなくちゃいけない。 星を掬うという表現が素敵だな、最後はあたたかくてよかった。
  • 2025年3月18日
    肌に流れる透明な気持ち
    伊藤紺さんの短歌は心に肌にするりと流れ込んでじんわり広がっていって、思わず頷いてしまう素直な気持ちがたくさんあって、とっても好き。短歌は難しいというイメージを変えてくれて、もっともっと読みたくなる。
  • 2025年3月13日
    古本食堂
    古本食堂
    本×食 は心もお腹もほくほくして良いなぁ。 もっといろんな日本の文学作品を読んでいきたい!
  • 2025年3月12日
    いのちの車窓から
    肩肘張らずにゆったりと読めて、源さんの人柄が文章からありありと伝わってきた。日常を面白がって、いろんなつながりを大切にして、今を生きていたい!
  • 2025年3月10日
    ねむたいひとたち
    ねむたいひとたち
    ねむるって、ねむることって、たいせつでしあわせなことだ
  • 2025年3月10日
    夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)
    胸が締めつけられて苦しくて、だけど、読む手が止まらなかった。人それぞれの過去にどんなことがあったのか、どんな思いで今を生きているのか、現実世界では客観的に知ることはできない。ここで生きること、ここではないどこかで生きること、ひとりで生きること、誰かと生きること、どういう生き方でも生きていくんだ。
  • 2025年3月8日
    キッチン
    キッチン
    なくす、傷や痛みが消えることはないけれど、絶望で沈みきって、少し浮かんで、心を揺さぶり揺さぶられながら、なんとか生きていく。
  • 2025年3月6日
    ざらざらをさわる
    「ざらざら」という言葉がぴったりな、小さな日常の断片を掬いとっていた。共感はするけれど、なんだか俯瞰して読むことができて、不思議だった。絵がとってもかわいい。
  • 2025年3月6日
    軽いノリノリのイルカ
    軽いノリノリのイルカ
    満島さんの不思議な余白のある詩的な回文、又吉さんの豊かな想像力と心に小さな引っかかりが残る文章、ベストマッチ!
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