

umi
@hontowatashi
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小説とか、エッセイとか、日記とか、ZINEとか、ゆらりゆるりと。
- 2025年9月28日本を読んだことがない32歳がはじめて本を読むかまど,みくのしん読み終わった本に正しい読み方なんてない、ということを圧倒的な説得力で伝えてくれた。 正しく読もうとしてしまいがちだし、多くの人と同じ読み方ができないと不安になってしまうし、読み終わると答え合わせをしてしまう自分が好きではないけれど、それも含めてまるっと正解なのだ。ひとつの正解はないから、ぜんぶ正解。わたしの読み方もあなたの読み方も正解。そんな優しい読書をこれからも続けたい。 あとがきにグッときた。ふたりの関係も素敵だった。
- 2025年9月24日
- 2025年9月9日読み終わった買ったTinderで日記を送り合うという発想から心を掴まれて、立ち読みを通して実際に購入した本。 こんなにも心の核にせまる部分に触れていいのかと思いながらもどんどんページをめくっていて、最後は切なくて胸がきゅっとなるくらい寄り添っていた。 その気持ちすごく分かる、と共感できる考えや感覚も多くて、もやっとしたものが言語化されていて気づきもあったり。立ち止まることはあっても自分に嘘をつくことはないところがかっこよかった。 わたしも日記を書いているけれど、事実の羅列になってしまってその日の感情の機微をうまく掬い取れなくて落ち込むことがある。誰に強制されているわけでもないのに、自分で決めたルールに自分で苦しむことがある。もっと自由だしもっと力を抜いていいのに。でもこれからもそう感じながら拙い日々の記録をするんだろうと思う。やっぱり日記が好きだと再確認した。とっても好きな日記だった。
- 2025年8月31日
- 2025年8月17日汝、星のごとく凪良ゆう読み終わった買った世の中は平等でも公平でもなくて、生まれ育つ環境や親の存在が大きく影響して自分というものが象られていく。 捨てると選ぶは似ていて、正しさだけで生きられるほど人は単純ではなくて。 多様性を謳うようになっても、結局自分の想像できる範囲のことを自分の信じるように都合よく受け取って、それに理解し納得できなければいとも簡単に糾弾してしまう世の中なんじゃないかなと思う。本当のことなんて当人しか分からないのに表面をちょっと撫でて批判する人が多い中で、自分の信じる道をいきたい道を迷わず進むことはとても難しい。それでも自分に納得できるような人生を歩みたいと感じさせてくれたし、自分の人生は自分のものというわかっていても忘れてしまいがちなことを改めてはっきりと気づかせてくれた。 愛にはいろんな形がある。余韻とともにゆっくり噛み締めたい。 胸が締め付けられてずっしりと重みが残るけれど、この時期に読めてよかった。
- 2025年8月5日
- 2025年7月24日リカバリー・カバヒコ青山美智子読み終わったあったかくて下を向いていた顔をそっと上げてくれる作品だった。カバヒコをきっかけに、自分と素直に向き合ったからみんな前を向けていて、自分以外のきっかけも自分自身の気持ちや行動力もどちらも大切なんだと思った。 不安になるのは想像力があるから。不安になりやすいと心も疲れやすいけど、でも悪いことだけじゃないじゃんってハッとした。 青山さん作品を読んでいるときのやさしい気持ちがすき。
- 2025年7月23日爆弾呉勝浩読み終わった読みやすくて引き込まれて一気読みだった。 心理戦、頭脳戦、話術のぶつけあい。スズキタゴサクによって警察官それぞれの深く深くに眠っている内面が炙り出されて、これを読んでいるあなたはどうなの?と問いかけられているようで終始胸がざわめいた。 正義とか良識とか倫理とかってなんなんだろう、とやはり考えてしまう。
- 2025年7月20日人間又吉直樹読み終わった買ったところどころ難しくて、全てを理解できたわけではないけれど、又吉さんの思考を覗き見た感じ。 影島(奥)のナカノタイチとのやりとりとか、永山とのバーでの会話とか、記者会見とか、読んでてちょっと苦しくなりながらもページを捲る手は止まらなかったし、高い熱量での心の叫びが言葉で溢れ出ている場面が印象的。 何者でもなくても、拙くても、それこそが人間だと、私だと受け入れることができれば。 「生きるために書いたから。」というあとがきが心に残る。
- 2025年7月16日湯気を食べるくどうれいん読み終わった買ったくどうれいんさんの、食に対する考えに毎度感心するのです。 これから落ち込んだときは、落ち込んだときに食べていたものを食べよう。食べることって幸せと直結しているなといつも思う、これからも湯気の出るほかほかのごはんをにっこり食べたい。
- 2025年7月15日
- 2025年7月15日
- 2025年7月14日
- 2025年7月10日
- 2025年7月10日でも、ふりかえれば甘ったるく (PAPER PAPER/シネボーイ)シネボーイ,こいぬまめぐみ,エヒラ・ナナエ,ery,mao nakazawa,伊藤紺,いつか床子,渡邉ひろ子,生湯葉シホ,菅原沙妃,西川タイジ,西平麻依,近成カズキ読み終わった買ったすんごく良かった。予想はしてたけど、こんなに心の真ん中に響いて、あぁこれ好き。の気持ちが読みながらむくむくと大きくなってくるなんて!これを書きながらも余韻に浸っている。 それぞれの幸せが、いい塩梅で書かれていた。押しつけることなくふわっと軽く、でもしっかりと心に足跡が残るくらいの重みで。この感覚似てるなあと感じるところも多くて、自分のことや思い通りでない人生のことをまるっと愛せるような気がした。表現、言葉選び、すごく好きで、これを読んでいる時間が幸せそのものだった。 他の作品も読みたい!と思う方に出会えたのも嬉しい。 もう一度振り返って、この本の中で出会えた大切にしたい言葉たちを書き留めておこう。
- 2025年7月9日愛と忘却の日々燃え殻読み終わった燃え殻さんの文章はなんだか安心して読むことができる。 今回も、「なんとかなるよ」というメッセージを、ユーモアと切なさとを織り交ぜて伝えてくれた気がする(勝手にそう受け取っている)。 成功するためじゃなくて、納得するために。自分が納得できたかを軸にして生きていけたらいいな。
- 2025年7月7日
- 2025年7月6日
- 2025年6月15日
- 2025年6月14日本なら売るほど 1児島青読み終わった買った普段マンガは全く読まないのだけれど、本好きの間で盛り上がっていたし絶対好きな確信があったので迷わず! 好きを貫いていいんだと思ったし、好きの形は人それぞれでいいんだとも思ったし、これからも本を好きでいたいと思った。 マンガは気軽に読むことができてハマりそう、かも
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