随筆集 明治の東京
11件の記録
ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年10月6日買った@ ㈱三茶書房古本。東京本に弱い、おまけに鏑木清方も好き。 同じ店で買ったもう一冊が新刊とほとんど同じ値段だったけれどこちらは新刊の半額。わーい。 古書店にも新刊書店にも作家にも生き延びてほしいのでどこで何を買うか考えてしまう

ジクロロ@jirowcrew2026年10月6日読んでる今の子供は考えもしないだろうが、私どもちいさい頃には仏家のいう前世をきっとあるものと思っていた。鏡花君の小説には「知らず前(さき)の世のことなりけむ」という文字が出てくる、私は今でもこの文句が何でもない時ふと唇頭に泛(うか)ぶことがある。夢で見たのか、幼い時の何かの印象が、かの潜在意識というので現われて来たのか、そうした現象にあうと、ああ「さきの世のことなりけむ」とすぐ思う。 どういうものか未来の方はあまり考えないが、前世はあればいいと思っている、もっとも己の前生が嫌いな人だった時は困るけれど……。 (『心のふるさと』) 今を生きていて、前世を偲ぶということ。先のことに対する不安に生きるよりも、ずっと穏やかな心持ちになれるという気づき。前世のことに思いを馳せることで、「前の世」が今の自分を見守ってくれているような気がする。 この本の内容にざっと目を通したところ、この『心のふるさと』は、うまく説明できないけどどこかぐっとくるところが全体としてある。 はじめて読んだのになつかしさを感じるあたり、著者がめいめいの読者なりの「さきの世のことなりけむ」を感じさせるために書いているのだとしたら、と考えてみるのも面白い。

快勝@big_robster2026年9月29日読み始めた(このまちの未来視を標榜するなら)私たちは隅田川の水が飲める地平を歩かなければいけないのだが、そこにはちっぽけな想像力だけでは超えられない距離がある だから、ありがとう
なかやま@asheepinthewell2026年3月13日読み終わった12か月の本シリーズに鏑木清方の随筆が複数収録されていて、まとめて読みたくなり古書を入手。タイトル通り昭和の初めに振り返る明治時代の東京の話がほとんどで、既に失われたものの思い出話も多い。戦争や大きな震災がありましたからね...って、同じことが繰り返されているな。清方の文章はゆったりとした流れがあり品がある。少しだけど挿絵も。







