裸足でかけてくおかしな妻さん
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- 村崎@mrskntk2025年10月14日読み終わったおもしろかった!! 先生がしゃらくせぇ〜〜〜〜〜!! 楓の章では野ゆりが何を考えているのか不透明だったけど、野ゆりの章で、個が見えてきてよかった。 野ゆりは全然、「ヤな女!」じゃない…!けど楓が野ゆりに対して反抗心のようなものを持ってしまったり突っかかる気持ちもなんとなくわかる。自分には持っていないものを持ってる人って、余裕がありそうな人って、羨ましくて妬ましくてヤな女にすることで身を守るような、そんな方法しか取れないときがある。 三人の同居生活がメインと思いきや先生が東京行きっぱなしなのも、しゃ、しゃらくせぇ〜!!! 期待してほしいという思いが心強いし楓がその気持ちを手に入れることができてとてもよかった! 「私たち」が「私たち」になって、さらにまた違うなにかになれますように!



涼元風花@suzu_fuuka2025年5月21日読み終わった最後どう物語がまとまるのかと思ったけど、最高のエンディング!あのエンディングがあるからこそ、すごく良い作品だったなと思う。とても面白かった!
鳥澤光@hikari4132025年3月22日読み終わった読む本読んだ本2025吉川トリコ作品には魅力がいろいろあるけど、なによりその誠実さと軽やかなものの重さを愛して読んでいる。 《なにかを剥奪されるような気持ちに野ゆりはなったが、ではいったい楓がなにを自分から奪っていくというのだろう。野ゆりにはなにもなかった。なんにもなくて、なんでもなかった。ただ妻という役名を与えられているだけで。》(P186)登場人物が思うことの表面に出てきているものと奥に潜んでいるもの、いくつかの、ふたつ以上の、時間としては離れてある層を一緒に書いてしまうの凄。












