すばる 2026年 2月号
10件の記録
- むこうやま@65yama_kana2026年2月17日木村友祐さんの「殺しの時代における都市型狩猟の考察」すごかった。 嫌われもの動物(ゴキ、ネズミ、蛆、トコジラミ、)と、嫌われものの人間(自己責任論者や陰謀論者、ハラッサー)を同等に扱うの、動物愛護家としてかなりレベル高いというか、一つの到達地点なのでは、、、と思う。 憎み憎まれ、殺し殺される関係のなかでのいのちへの責任の取り方を示していたように思う。

たまのきゅうか@yutomsm2026年1月10日井戸川射子「大差螺旋のスケッチ」 長命者と短命者に分かれた世界というSF的設定での恋愛小説。全て一段落を一文で書くという実験的要素もある。「相手」とのほぼ完全に二人だけの関係を「きみ」の視点から書く。長命者だが気まぐれ刹那的な「相手」と短命者で一人との関係を望む「きみ」。散文詩的に文意の統制を緩めた長い一文で書かれ部分部分の意味の連結は追いにくいのだが、そのぶん音楽のように次の句次の句と読んでいく。 木村友祐「殺しの時代における都市型狩猟の観察」 害獣害虫駆除とハラスメントの生々しい描写があるから読めない人は読まない方がいいと思うけれど、都市にあって隠蔽されている、他者を殺して生きること、殺している「もの」を他者として見ること、殺されるのは私かもしれないことをスリリングに書いていておもしろかった。視点人物「小熊」が狩猟民族的な世界観に目覚めるラストはやや外付けの思想という印象ではあったが。桑野から狩猟民族のレクチャーを受けることが繋がっているのだけれど、むしろ桑野なしで小熊が内発的に目覚めたとしたら、より狂気的にはなるけれども話の強度がでたりはしないかしら。
nekomurice@nekomurice1232026年1月10日読み終わった小説「ほかのすべての雪片ととてもよく似た、たったひとつの雪片」ウン・ヒギョン 読了。雪片のようにキラキラ透き通った掴めそうで掴めない儚い物語だった。アンナに幸あれ。

















