夜に星を放つ

26件の記録
- saki@53hon_to2025年8月26日読み終わったはらりとページをめくったとき、目に飛び込んできた星座のシルエットの挿絵にぐんと心を惹かれた一冊。 喪失や寂しさを抱えた人たちが、それらと向き合いながら生きていく姿が描かれていて、結末がすべてハッピーエンドとは言いがたいのだけど、それでも心が救われたような気持ちになる。そんな物語の連なりだった。 さりげなくコロナ禍も描かれているのだけど、そこまで全面的にあのときのようすを感じるわけではなく、ほんとうに物語の背景として描かれている、というか。そういう意味では、穏やかな気持ちのままコロナ禍の物語を読むことができたのは初めてだったかもしれない。
- こよみ@Candy_Noisily2025年7月19日読み終わったどの話も違った種類の涙が出た。悲しいし嬉しいし切ない。その一つ一つの感情を、星という儚くて美しいものに込めているのが良かった。 どれも本当に好きだけど、「湿りの海」が印象的だな…読んだ後も心がぎゅっとして辛い。あと「銀紙色のアンタレス」は夏のキラキラと湿り気が両方詰まっていて、今の時期読むのにぴったりだった!
- あやめ@ayame0814192025年6月16日読み終わった借りてきた読書日記タイトルで力強さを期待していたからひたすら無力で悲しい展開が続き、今の自分には合わなかった。 スピカの両親だけ愛が深そうでよかったな。
- 🦆@dyslexia-kamo2024年3月13日ちょっと開いた短編詰め。二つ目の話を目当てに頭二つを聞いた。少年とお姉さんの組み合わせが好きな人間は好きなんだろなって感じだけど、私はただきいているだけで終わった。短編って難しいんですか? ひとつ目はなんか婚活の話だったけど、数年前、何故か恋愛や結婚をしたがっていた友人たちの飲みの場で聞かされていたような話を再び聞かされている気持ちになりました。なんでそんなにみんな婚活してるのかわからないからこの手の話は理解できない。