重力が衰えるとき (ハヤカワ文庫 SF エ 3-1)

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- 味噌田楽@miso___dengaku2025年12月17日読み終わった感想あらすじ:アメリカやソ連などの大国が内紛によって弱体・分裂した近未来。アラブの犯罪都市ブーダイーンに住むしがない探偵であるマリードは依頼人が目の前で銃撃されるという出来事をキッカケに陰謀渦巻く殺人事件に巻き込まれていく。 脳に差し込むことで別の人格を演じることができる人格モジュールというガジェットが特徴のハードボイルド探偵モノ 主人公の一人称で書かれた地の文や会話が軽快でサクサク読めて面白い 人格モジュールというスパイスが加わったミステリー部分も完成度が高くて最後までハラハラさせられた おすすめ


そろんご🌈@Solongo_322025年4月2日読み終わった読了!サイバーパンクSF×ハードボイルド探偵ものみたいな趣で面白かったし、80年代の本なのでいろいろ表現に難はあるけど全編通してクィアな表象が出続けるのも良かったと思う。こういうジャンルって案外伝統的性役割に囚われがちだから…。主人公のマリードはサイバーパンク世界のフィリップ・マーロウって感じなんだけど、その恋人がトランス女性(?)であるっていうのが良かったんよね。 あと電脳手術で体にソケットを作って外部媒体を差し込むことで人格を入れ替えたり肉体的機能を調節したりするの、今となってはよくある設定かもだけど、ジェームズ・ボンドやネロ・ウルフなど架空の人物の人格もインストールできるというのが面白かった。



