うたう百物語 Strange Short Songs

4件の記録
遠足のお弁当@ensoku2026年4月22日読み終わった読書日記短い文章で引き込ませる力が凄まじい。 短歌には明るくなく、むしろ暗いので(暗い?)たくさん読めて楽しかった。 この歌でこういう話を作れるのか、と圧倒された。不気味な掌編大好き。

ピエ@pie_2022026年4月5日読み終わった一時期は歌集をよく読んでいたのだが、ここ数年はなぜか詩を読む気力が無くなってしまい…リハビリも兼ねて積読していたこの本を。作者の佐藤弓生は、私が初めて好きになった歌人でもある。 一首の短歌から膨らませた掌編が2ページずつ、100の物語が収録されている。不気味だったり不思議だったり、たった2ページでも引き込まれるような世界が展開される。物語は必ずしも短歌をそのまま解釈したものではなく、この歌からこんな不穏な物語を作り出すのか…!と驚いてしまうものもあった。 山尾悠子や塚本邦夫の歌からは、彼らの小説をオマージュした物語が生まれており、ニヤリとしてしまう。私が寡聞にして気づかなかっただけで、他にもそのような物語があったのかもしれない。 暫く絶版していたが、このほど『短歌百物語』のタイトルで文庫化されるらしい。異なる100人の100首を集めるだけでも大変だろうが、「続短歌百物語」なども出たらよいのに。



