ぷり子
@Puricco
- 2025年3月17日
- 2025年3月12日共喰い (集英社文庫)田中慎弥読み終わった文章全体の雰囲気は好みなのかも?と思ったが、場面場面が物語的で生臭くなくさくさく読めてしまって少し拍子抜けしてしまった。西村賢太さんと比較している方がいらっしゃったが、私の中では違うタイプだなと思った。
- 2025年3月11日仮面の告白三島由紀夫かつて読んだ前半パートの文章の美しさと熱の入り方がすごい。 20歳でこの文章を書けるのは間違いなく天賦の才といった所なんだけど、後半パートが明らかに筆の勢いがなくなって消化ゲームになっててこれも若さ故かとにっこりしてしまった。 ゾーンに入った三島由紀夫の文章は無敵。
- 2025年3月11日春琴抄改版谷崎潤一郎かつて読んだこんな小説を書ける筆力と感性が欲しいと思うことは何度もあるが、大谷崎先生の性癖と業が付属品として付いてくるのならばこのままでもいいやと思えるくらいに業が深い作品です。みんなある意味幸せ!
- 2025年3月11日こちらあみ子 (ちくま文庫)今村夏子かつて読んだ
- 2025年3月10日父と私の桜尾通り商店街今村夏子読み終わった
- 2025年3月10日あひる今村夏子読み終わった今村夏子さんの物語には「ズレている」、「不思議な」登場人物が描かれる。それを読んで私達はもやもやしたり、不穏だと感じたり、普通じゃない、気持ち悪いと感じたりする。 でもよくよく考えると日常には「普通の」人なんてどこにもいなくてみんなどこか壊れてたり、ズレていたりする。勿論、自分自身も例外ではなく。 それを一つの鍋に突っ込んで混ぜこぜにして「普通」ってスープにして消化してるのに、今村さんはそのスープを漉して具材を一つ一つ調べてそれらが「普通」かどうか確認させてくれる。優しいお節介とでも言えばいいのだろうか。 「普通の」人達にはたまったもんじゃないだろうけど、そこが彼女の素晴らしさなんだと思う。
- 2025年3月8日コンビニ人間村田沙耶香かつて読んだ
- 2025年3月8日砂の女安部公房かつて読んだ
- 2025年3月7日ヰタ・マキニカリス稲垣足穂読んでる
- 2025年3月7日薬指の標本小川洋子,小川洋子(1962-)かつて読んだ
- 2025年3月7日妊娠カレンダー小川洋子かつて読んだ
- 2025年3月7日連弾塚本邦雄読んでる
- 2025年3月7日山尾悠子作品集成山尾悠子かつて読んだ
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