まなざしの地獄

まなざしの地獄
まなざしの地獄
見田宗介
河出書房新社
2010年8月3日
15件の記録
  • 貧困とはたんに生活の物質的な水準の問題ではない。それはそれぞれの具体的な社会の中で、人びとの誇りを挫き未来を解体し、「考える精神」を奪い、生活のスタイルのすみずみを「貧乏くさく」刻印し、人と人との関係を解体し去り、感情を涸渇せしめて、人の存在そのものを一つの欠如として指定する、そのようなある情況の総体性である。 〈鯨を食う〉夢に託してN・Nが語ろうとしたのは、貧困とは貧困以上のものであること、それは経済的カテゴリーであるより以上に、社会的存在論のカテゴリーであること、貧しさが人間を殺すということ、このことの無念ではなかっただろうか。 〈斧がわたしの首を切るずっと前に、わたしのなかで死んだ朗らかな子供〉(サルトル『聖ジュネ』) p52
  • osamposuko
    osamposuko
    @osamposuko
    2026年5月15日
  • はじめ
    @hajime_27
    2026年5月6日
  • めがね00
    めがね00
    @_0_0_
    2026年3月9日
    統計データの読み取り方があざやかでした。解説にもありましたが、「統計的事実の実存的意味」という言葉が印象的でした。
  • DaDa
    @tub
    2025年10月30日
  • 綾小路綾乃
    綾小路綾乃
    @ayano
    2025年10月10日
    元死刑囚永山則夫の事例および出稼ぎ勤労青少年たちの統計的事実をもとに、彼を殺人者にいたらしめた当時の日本社会の問題について分析した社会学の本。ひとりの事例と僅かな統計のみから社会構造の歪さが浮かびあがってくるところに感嘆した。
  • 順風ライフ
    @shouakun
    2025年9月27日
  • uzoo
    uzoo
    @uzoo
    2025年8月13日
    タイトルに惹かれて手に取った一冊。近代から現代における社会構造の急激な変化は、そこに生きる私たちの身の周りの環境や私たち自身の心境に、どのような影響を及ぼしにくるのか。1968年に日本社会で起きたとある少年による連続射殺事件の背景を考察することを通し、これを考える機会を与えてくれる。
  • AKICHI
    AKICHI
    @akichi
    2025年3月15日
    13% 彼らの階級的に規定された対他と対自のあいだには、はじめから矛盾が存在している。
  • Usui
    @lighbury
    2018年2月1日
  • ユ
    @u_umi
    1900年1月1日
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